BOOK REVIEW :「エイズウイルスは生物兵器だった」

BOOK REVIEW :「エイズウイルスは生物兵器だった」

 

1992年に発刊されてその後絶版になっていた「悪魔の遺伝子操作―エイズは誰が何の目的でつくったのか」が、別の出版社からタイトルを「エイズウイルス(HIV)は生物兵器だった」と変更して再発刊されている。

HIVは国防総省のフォートデトリック研究所で開発された生物兵器である。その開発の中心者はアンソニー・ファウチの愛弟子のロバート・ギャロ(Robert Gallo)だ。
HIVの誕生は1978年の春であり、それはビスナウイルスのゲノムにヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-I)由来のゲノムの一部を付加したものだ。

われわれ二人(註:著者のヤコブ&リリー・ゼーガルのこと)は、一九六九年六月九日の月曜日に開催された〝第九一米国議 会第一会期下院歳出委員会小委員会公聴会”の文書の写真複写を入手した。 この中で、当時、米国国防総省研究技術部次長であったドナルド・M・マッカーサー博士は次のような証言を行っている。

今後の五年から一〇年以内に、これまでに知られているいかなる病原性生物ともいくつかの重要な側面で異なる新しい感染性微生物を製造することが、恐らく可能になるだろう。このような微生物の最も重要な点は、われわれが感染症をほぼ制圧するのに頼っている体内の免疫系と医療には恐らく対処できないであろうということである(資料2 参照)。

これは、エイズウイルスのまったく正確な記述である。 そして、その製造に必要とされた一〇年の期間の見積りも極めて正確である。一〇年後の一九七九年の春に、最初のエイ ズ患者がニューヨークに出現した。
      <「エイズウイルスは生物兵器だった」50~51頁、太文字は引用者>

 

この新版では、冒頭に船瀬俊介氏による解説が追加されている。
船瀬氏はエイズを、「エイズ」=「狂羊病」+「白血病」と表現し、さらに、ロシア医学アカデミーのセルゲイ・コレスニコフ博士の記者会見(「メディカルニュース」2003/4/3)を引用して、「SARS」=「はしか」+「おたふく風邪」であるとする。
彼は、何人もの研究者が新型コロナはSARSとエイズを合成したものと主張しているとし、

「新型コロナ」=「SARS」+「エイズ」=(はしか+おたふく風邪)+(狂羊病+白血病)

だといっている。

ロバート・ギャロ(アメリカ国立がん研究所、1937年~)

ファウチによって仕立て上げられた冤罪で刑務所にまで入れられたジュディ・マイコヴィッツ博士も、やはりSARS-Cov-2(新型コロナウイルス)はHIVとSARSだと主張している。彼女はまた、今回の新型コロナ"ワクチン"とは、死に至る人工ウイルスを体内に打ち込んでいるということだといっている。それは具体的にはHIVとSARSとXMRV(異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス;前立腺、乳癌、卵巣癌、白血病、および多発性骨髄腫に関係する)らと、それらからのスパイクタンパク質だということだ。