The Real Anthony Fauci ── 「第1章 パンデミックの誤った管理  ⅳ ヒドロキシクロロキンを葬る」PART- 2

 

The Real Anthony Fauci ヒドロキシクロロキン Part-2

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ヒドロキシクロロキンを潰せ!

ヒドロキシクロロキンに対する製薬会社の戦い。

COVIDとの戦いにおいて、どんなワクチンよりも優れた効果を発揮する既存の治療薬(特許切れ)があるという見通しは、製薬カルテルにとって重大な脅威となった。製薬会社がもっとも嫌うその特徴の一つが低コストで、ヒドロキシクロロキンは1コースあたりたったの約10ドルである。ファウチが愛してやまないレムデシビルが1コースあたり3000ドル以上であることと比較してほしい。

いまさら驚くことでもないが、製薬会社の利害関係者はWHOがパンデミックを宣言する数か月前、トランプ大統領が物議を醸した3月19日の承認よりもずっと前の2020年1月から、 ヒドロキシクロロキンを制限し信用を落とすための多国間の先制攻撃を開始した。
武漢風邪COVID-19の噂が流れ始めた1月13日、フランス政府はヒドロキシクロロキンを市販薬から処方薬に再指定するという奇妙で不可解で前例のない、非常に疑わしい措置を取った。この驚くべき偶然の一致は、数週間後カナダの保健当局がまったく同じことを行い薬局の棚からこの薬をひっそりと撤去したときにも繰り返された。

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ヒドロキシクロロキン抹殺に狂奔するビッグテック。

3月になると、世界中の第一線の医師たちが ヒドロキシクロロキンによる早期治療で奇跡的な結果を自発的に報告するようになり、製薬会社は不安を募らせていた。3月13日、ミシガン州の医師でありトレーダーでもあるジェームス・トダロ博士が、ヒドロキシクロロキンがCOVIDの治療法として有効であるというレビューを、公開されているGoogleドキュメントへのリンクを含めてツイートした。
GoogleGSKグラクソ・スミスクライン)との7億1,500万ドルの提携を含め、すべての大手ワクチンメーカーと有利なパートナーシップを結んでいる。FacebookPinterestInstagramYouTube、MailChimp、その他事実上すべてのビッグテック・プラットフォームは、 ヒドロキシクロロキンの有効性を示す情報を消去し、ファウチとゲイツが支配する公衆衛生機関HHS、NIH、WHOのいずれかが作成した業界のプロパガンダに置き換え始めた。後にトランプ大統領が、ファウチがヒドロキシクロロキンについて真実を語っていないと示唆するとソーシャルメディアは彼の投稿を削除して対応した。

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この致命的なパンデミックの真っ只中に、未だにそれが誰だかわからない非常に大きな力を持つ人物が、何十年も前から市販されていてコロナウイルスに効果があることがわかっている薬をカナダからザンビアまで、突然、しかし静かに棚から撤去することを望んだ。


保険福祉省もビッグファーマに要請。

3月、DHHS(注:米国保健福祉省)の要請を受けて、ノバルティス、バイエル、サノフィなどの大手製薬会社数社は、ヒドロキシクロロキン6,300万回分とクロロキン200万回分の在庫を、DHHSの準備・対応担当次官の下にあるBARDA(注:アメリカ生物医学先端研究開発局)が管理する戦略的国家備蓄に寄付した。
65年もの間、警告なくこの薬が広く使用されたのに、FDAはどういうわけか2020年6月15日に ヒドロキシクロロキンは危険であり、病院でしか利用できないレベルのモニタリングが必要であるという警告を出す必要性を感じた。少し捻った論理を用いて連邦政府は医師に対し、突然危険になったこの薬を全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、ライム、マラリアに制限なく使用することは奨励し続けたが、COVIDには使用できなかった。ファウチをはじめとするDHHSの関係者の働きかけにより、多くの州が同時にヒドロキシクロロキンの使用を制限した。

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不正な業界研究。

COVID-19以前には、安全性の懸念から ヒドロキシクロロキンの使用を否定する証拠を示した研究は一つもなかった。

ヒドロキシクロロキンがCOVIDに対して安全で効果的であるという津波が押し寄せてきたことに対して、ゲイツ、ファウチそして彼らの製薬会社の仲間たちは、その危険性を示すように捏造された証拠を集めるために、業界と結びついた研究者の軍隊を配備した。

 

WHO、ビッグファーマ、科学専門誌、主流メディア総出の攻撃。

ゲイツ支配のWHOも活躍する。

 

2020年までに、ビル・ゲイツはWHOをしっかりとコントロールして、 ヒドロキシクロロキンの信用を失墜させるためにWHOを利用した。ファウチ、ビル・ゲイツ、WHOは、一連の約20の研究をでっち上げるために研究傭兵の幹部に資金を提供したが、これらの研究はすべて、ヒドロキシクロロキンを安全ではないと貶めるために意図的に作られた不正なプロトコルを採用していた。標準的な治療量ではなく、1日目にその6倍、2日目以降は2倍という致死量に近い量を投与したのだ。
医師であり医学史家であり生物兵器の専門家であるメリル・ナス博士は、

「目的は明らかに、患者を毒殺してその死をヒドロキシクロロキンのせいにすることだったようである。」

と語った。

 

WHOの臨床試験"Solidarity"。


この邪悪なプロジェクトにはゲイツの指紋が付いている。3月と4月に行われたWHOの極秘会議の議事録が公開されているが、そこにはWHOの臨床試験「Solidarity」のためにクロロキン(クロロキンとヒドロキシクロロキン)の致死量を設定する医療錬金術師たちの姿があった。研究者たちは、治験報告書を提出する際に「Solidarity」で使用した投与量の研究記録を隠すことに罪の意識を感じていた。またWHOの投与量決定会議の報告書には投与量の数字が記載されておらず、WHOの「Solidarity」試験登録書にも投与量の詳細が記載されなかった。過剰投与濃度のクロロキンを使用した別の研究者グループは 、2020年4月中旬に卓越した医学誌であるJAMA(The Journal of the American Medical Association)に査読前論文(プレプリント)として研究を発表した(そしてこれはすぐにプリントされた)。

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WHO (ジュネーブ

JAMA、MBGF、Bloombergらの検閲。

ゲイツはJAMAの研究に直接資金を提供していないが(だが彼は、不透明な資金提供者リストを通じて間接的に資金を提供した可能性が高い)、上級者で最後の筆を執った著者であるマルクス・ヴィニジウス・グイマラレス・ラセルダは、ゲイツから資金提供を受けた研究者として数多くのプロジェクトに参加している。さらにBMGF(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)は、ラセルダとブラジルのマナウスの同じ医療財団で働いている筆頭著者であるボルバの複数のプロジェクトに資金を提供している(伝統的に、筆頭著者は一般的に上級で説明責任のある著者とみなされる)。

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Marcus Lacerda

ゲイツとその共同謀議団は、 ヒドロキシクロロキンが単に致命的であるだけでなく、効果がないと思われるように他の欺瞞的な仕掛けを駆使した。ゲイツが資金を提供した研究はいずれも、 ヒドロキシクロロキン・プロトコルの重要な構成要素であるジスロマック亜鉛を組み込んでいなかった。ブラジルの検察当局は、この研究の著者たちが研究に参加した高齢の被験者に故意に大量のクロロキンを投与して殺人を犯したとして告発した。

2020年に入ってからも、ビル・ゲイツとファウチは機会あるごとにヒドロキシクロロキンを非難していた。パンデミックの初期段階である3月に、ビル・ゲイツは『ワシントン・ポスト』紙に寄稿した。「リーダーは風評被害やパニックを助長しないことに一役買うべきだ。ヒドロキシクロロキンという薬がCOVID-19の緊急治療薬として承認されるずっと前から、人々はそれを買いだめし始めてしまって、それを必要とする全身性エリテマトーデスの患者が生き延びるのを困難にしている」。

もちろん、これは嘘である。ヒドロキシクロロキンを買いだめしていたのはファウチとリック・ブライトだけで、彼らは6,300万回分のヒドロキシクロロキンを戦略的国家備蓄品に封じ込めていた。

 

レムデシビルのギリアド・サイエンシーズ社。

 

7月、ゲイツは、コロナウイルスに対する ヒドロキシクロロキンの有効性を宣伝するビデオが何千万回も再生された後、 ヒドロキシクロロキンの推奨を検閲することを支持した。ゲイツはこのビデオを「ひどい」と呼び、フェイスブックとユーチューブがすぐに削除したことを賞賛した。
8月中旬にBloomberg Newsから、 ヒドロキシクロロキンが「効果がなく、実際には一部の患者に心臓病を引き起こすことが繰り返し示されているにもかかわらず、トランプ・ホワイトハウスが ヒドロキシクロロキンを推進している」ことについて聞かれたゲイツは、嬉しそうに答えた。「今は科学の時代であるがそう感じられないこともある。試験管の中ではヒドロキシクロロキンはいい感じだったが、今や重度の副作用がなく効果が証明されている優れた治療薬がたくさん登場している」。
ゲイツはさらに、ヒドロキシクロロキンに比べて実績が乏しいにもかかわらず、ギリアド社のレムデシビルを最良の代替品として宣伝した。もちろん、ゲイツはギリアド社(注:ジョージ・ソロスもこの会社の大株主である)に多額の出資をしていることには触れなかった。

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卑屈な記者たちは、ゲイツが自分を客観的な専門家のように装うことを一貫して奨励し、ゲイツはそのインタビューをヒドロキシクロロキンの信用を落とすために利用したのである。

f:id:tantotempo:20211126120501j:plainPart-3 はこちら。(

 

 

*下線や太字等は翻訳者によるものです。
**「注」とあるのは翻訳者による注記です。
***本ブログに掲載した写真は本書とは関係ありません。