The Real Anthony Fauci ── 「第1章 パンデミックの誤った管理  ⅳ ヒドロキシクロロキンを葬る」PART-1

 

The Real Anthony Fauci ヒロドキシクロロキン Part-1

COVID危機の中でファウチとビル・ゲイツに代表される強力なワクチン・カルテルは、パンデミックを長引かせその致命的な影響を増幅させて自分たちのワクチンを推進した。

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ワクチンとレムデシビルのためには邪魔なヒドロキシクロロキンという存在。

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パンデミックの当初からヒドロキシクロロキンやその他の治療薬の存在は、ファウチとビル・ゲイツが480億ドルを投じて進めているCOVIDワクチンプロジェクト、特にゲイツが多額の出資をしている無価値な薬であるレムデシビルは、存亡の危機に追い込まれた。

 

FDAがEUA(緊急使用許可)を発行するためには、病気や症状の診断、予防、治療のために候補製品に代わる適切かつ承認された利用可能な代替品がないことが求められる。もしヒドロキシクロロキン(またはイベルメクチン)のようなFDAが承認済みの薬がCOVIDに有効であることが証明されたら、製薬会社はもはや10億ドル規模のワクチンを緊急使用許可の下で市場に彼らの薬を迅速に投入することは法的に許されなくなる。
そして彼らのワクチンは、今まで通常行われてきた安全性と有効性の試験を行わなければならなくなり、市場に出すまでに何年もの歳月に耐えなければならなくなる。それは彼らの利益の減少、不確実性の増大、市場への長い滑走路ができることを意味し、大儲けできるはずのCOVID-19ワクチンのゴールドラッシュの無慙な終わりを意味するのだ。ファウチはモデルナのワクチンだけで60億ドルもの税金を投入している。彼の組織はモデルナの特許の共同所有者であり、ワクチンンのロイヤルティで莫大な金額を得ることができる。

誹謗中傷キャンペーンを拡大する。

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トランプ大統領が2020年3月19日に ヒドロキシクロロキンを承認したことでこの議論は恐ろしく政治的なものとなり、ファウチによるヒドロキシクロロキンへの誹謗中傷キャンペーンは民主党員やメディアによって拡大された。トランプの批判者たちは、ヒドロキシクロロキンの有効性に関する主張を「トランプがCOVIDを治すために漂白剤を推奨した」とか「気候変動を否定した」といったとして「反科学」のゴミ箱に追いやった。だが、ヒドロキシクロロキンには政治やプロパガンダに紛れた安全な医療使用の長い歴史があった。

ファウチの中傷キャンペーン以前のヒドロキシクロロキン

ヒドロキシクロロキンが危険であることを証明するというファウチの挑戦は、ヒドロキシクロロキンが65年間もずっと処方されてきた歴史を持つ薬であり、世界中の規制当局が様々な病気に対して安全かつ有効であることをずっと以前に承認していたので困難であった。WHOは何十年もの間、 ヒドロキシクロロキンを「必須医薬品」としてリストアップしており、多くの病気に対する効果が証明されている。穏やかな処方薬であり、メーカーの添付文書によれば多くの一般的な市販薬よりもはるかに安全である。


早期介入型「ヒドロキシクロロキン・プロトコル」のコロナウイルスに対する有効性。

 

政府や独立した研究者による約200の査読付き研究(C19Study.com)では、 ヒドロキシクロロキンはコロナウイルスに対して安全で効果的であるとされており、特に予防的に服用する場合や病気の初期段階で亜鉛ジスロマックと一緒に服用した場合に有効であるとされている。

ヒドロキシクロロキンやクロロキンがSARS等のコロナウイルスの治療薬として有効であることが初めて科学的に示唆されたのは2004年のことである。この結論は、クロロキンがSARSコロナウイルスの予防「ワクチン」としても治療薬としても機能することを示唆しており、ワクチンメーカーにとっては特に脅威となった。ファウチとその仲間たちにとってさらに悪いことに、2014年にNIAIDの研究とオランダの論文が、クロロキンがMERSという別のコロナウイルスにも有効であることを確認した。この直後からヒドロキシクロロキンを実際に治療に用いたときのすばらしい効果が世界中から報告された。

フランスのリッシュ博士は「 ヒドロキシクロロキン+AZ(注:アジスロマイシン( 感染症 の原因となる菌を殺す薬)の初めての研究で、 ヒドロキシクロロキン+AZは標準治療の50倍の効果を示した。これは無作為化が行われていないにもかかわらず、無視できないほどの大きな差である」といった。

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Didier Raoult

ヒドロキシクロロキンを使用すべきでないという連中の理由は、COVIDを打ち負かすメカニズムがわかっていないからというものだ。規制当局は実は多くの医薬品の作用機序を理解していないのだが、それでも有効で安全なものは認可している。しかし実際にはヒドロキシクロロキンがCOVIDを打ち負かす仕組みについては、特にファウチの寵児であるmRNAワクチンやレムデシビルをはじめとする他の多くの医薬品の作用よりも多くのことがわかっているのだ。

 

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*下線や太字等は翻訳者によるものです。
**「注」とあるのは翻訳者による注記です。
***本ブログに掲載した写真は本書とは関係ありません