The Real Anthony Fauci ── 「第1章 パンデミックの誤った管理  ⅳ ヒドロキシクロロキンを葬る」PART- 4

 

The Real Anthorny Fauci  ヒドロキシクロロキン Part-4

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海外で起こっていたこと。

 

WHOの勧告に従いスイスは ヒドロキシクロロキンの使用を禁止したが、禁止してから約2週間後スイスの死亡率は3倍になり、スイスがヒドロキシクロロキンを再開したあと約15日間でCOVIDによる死亡率は減少した。スイスの「自然実験」は ヒドロキシクロロキンの強力な論拠をまた一つ増やした。
同様にパナマの医師であり政府顧問でもあるサンチェス・カルドナスは、パナマがヒドロキシクロロキンを禁止したときに死亡者数が急増したが、政府がその後ヒドロキシクロロキンの使用に寛容になったため死亡者数は基準値に戻ったと述べている。
パンデミックが始まって7ヶ月が経過したとき、ヒドロキシクロロキンを広く使用し、国民が容易に入手できるようにしていた国々は、ヒドロキシクロロキンがCOVID-19を消滅させているという圧倒的な証拠を示した。

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COVIDに対するヒドロキシクロロキンの使用を支持する2020年6月2日の裁判所提出書類には、米国医師・外科医協会(AAPS)によるヒドロキシクロロキンへのアクセスを管理する政策が異なる国の国内死亡率の比較が含まれていた。
AAPSの総委員長であるアンドリュー・シュラファイ は「フィリピン、ポーランドイスラエル、トルコの市民は、米国市民よりもヒドロキシクロロキンへのアクセスが容易であり、罹患率も優れている」と述べている。さらに「ベネズエラでは、ヒドロキシクロロキンは処方箋なしで市販されているが、米国では薬剤師が ヒドロキシクロロキンの処方箋に応じることができない」と述べた。
他の外国の研究も、ヒドロキシクロロキンの強い主張を裏付けている。Novaによる研究ではヒドロキシクロロキンを使用している国はヒドロキシクロロキンを禁止していない国よりも死亡率が80%低いことが実証された。

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Andrew Schlafly

スペイン、イタリア、フランス、サウジアラビアの医師研究者による58の査読付き観察研究のメタ・レビューでは、ヒドロキシクロロキンがCOVIDによる死亡率を劇的に減少させたことが明らかになっており、トルコ、カナダ、アメリカの医師による追加論文ではヒドロキシクロロキンの心臓毒性は無視できるレベルであることが明らかになっている。(COVID-19のクロロキン薬に関する99件(査読付き58件)の研究をまとめたc19study.comを見てください。)
さらに、六十数カ国の死亡率と罹患率のデータは、ヒドロキシクロロキンへのアクセスとCOVID-19による死亡率との間に強い関係があることを示している。このような関係は因果関係を証明するものではないが、現実を無視して関係がないと仮定するのは狂気の沙汰である。

ヒドロキシクロロキンを使用している国は大幅に死亡率が低い。

 

国ごとにヒドロキシクロロキンへのアクセスの拡大と死亡率の低下を一貫して結びつけるデータがある。最貧国がヒドロキシクロロキンを使用している場合、使用していない富裕国よりも死亡率がはるかに低くなっている。ビル・ゲイツのような「専門家」が最も高い死亡率を予測していたアフリカの貧困国でさえ、ヒドロキシクロロキンを禁止している国に比べて死亡率が大幅に低かった。例えば、セネガルとナイジェリアはともにヒドロキシクロロキンを使用しており、COVIDによる死亡率は米国よりも著しく低かった。

同様に、これらの国では衛生状態がはるかに劣っていることが多いにもかかわらず、エチオピアモザンビークニジェールコンゴコートジボワールでは、一人当たりの死亡者数が米国よりもはるかに少なくなっている。これらの国では 2021年9月24日時点で、人口100万人あたりの死亡者数が8人から47.2人の間で変動している。対照的にヒドロキシクロロキンへのアクセスを拒否した西側諸国では、人口100万人あたりのコロナウイルス死亡数はオランダでは220人、米国では2,000人、ベルギーでは850人となっている。

メリル・ナス博士は「これらのマラリアの国といわれている国の人々が、亜鉛、ビタミンC、ビタミンDで免疫力を高めればコロナウイルス死亡数はさらに減少するであろう」と述べている。

同様に、バングラデシュセネガルパキスタンセルビア、ナイジェリア、トルコ、ウクライナはいずれもヒドロキシクロロキンの無制限使用を認めており、ヒドロキシクロロキンを禁止している国に比べて症例死亡率はごくわずかである。裕福な民主主義国やヒドロキシクロロキン・プロトコルが特に制限されているアイルランド、カナダ、スペイン、オランダ、英国、ベルギー、フランスはかなり死に至る環境下にある。

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アンドリュー・シュラフライは次のように述べている。

「ヒドロキシクロロキンへのアクセスを許可している国のCOVID-19 による死亡率は、米国のようなこの薬の使用が妨害されている国の死亡率の10 分の1しかない。. . . 中米のいくつかの地域では、当局が一軒一軒ヒドロキシクロロキンを配布しているほどである。. . . これらの国では、COVID-19による死亡率を裕福な国に比べてほんのわずかに抑えることに成功している。

医師たちの反撃。

リッシュ博士


業界と政府のカルテルがヒドロキシクロロキンを大衆から遠ざけようとするキャンペーンを強化する中、多くの医師が反撃に出た。
7月23日、イェール大学のウイルス学者であるハーベイ・リッシュ博士ニューズウィーク誌に「COVID-19を打ち負かす鍵はすでに存在する。我々はそれを使い始める必要がある」と題した記事を掲載した。

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Andrew Schlafly

リッシュ博士はヒドロキシクロロキンは命を救い、その使用によってパンデミックを素早く終わらせることができると当局に訴えた。それまでにリッシュ博士はヒドロキシクロロキン、亜鉛、アジスロマイシンによるCOVID-19の早期治療に関する厳密な分析を更新していた。博士はヒドロキシクロロキンを早期に投与することで死亡率が50%低下することを示唆する12の臨床研究を引用した。その場合、COVID-19は季節性インフルエンザよりも症例致死率が低くなるという。
パンデミックは起きていただろうが大惨事にはならなかっただろう “とハーベイ・リッシュは私に語った。

ナス博士

 

メリル・ナス博士は 2020年6月に50件以上の ヒドロキシクロロキン研究を紹介し、リッシュの計算を支持した。「インドの一部の地域や職業で行われているように、人々がこの薬で予防的に治療(週に2錠のみ使用)された場合、感染後の患者数はおそらく50%以上減少するだろう」パンデミックを未然に防ぐことは、トニー・ファウチが最も望んでいたとされたことだ。ファウチのおかげでそれまでに米国のほとんどの州がヒドロキシクロロキンによる治療を禁止していた。ナス博士の出身地であるメイン州でも予防のためにヒドロキシクロロキンを使用することは禁止されていたが、急性期の治療には許可されていた。ナス博士は、こう示唆した。

「 ヒドロキシクロロキンの使用を抑制する行為は慎重に仕組まれたものである。これらの出来事は、高価な薬やワクチンを囚われの身となっている人々に売るために、パンデミックを継続させるために計画されたものであるかもしれない」

ヒドロキシクロロキンを広範囲に研究してきたナス博士は 2020年6月27日に発表された同じ記事の中で、「 ヒドロキシクロロキンによる予防的治療を行えば「99%以上の人が病気の発症時に感染を速やかに解決し、サイトカインストーム、血栓症、臓器不全を特徴とする後期の病気への進行を避けることができる」と指摘している。この治療法は非常に安全であるにもかかわらず、米国では外来治療が禁止されている。”

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Meryl Nass

生み出された統一されたメッセージ。
── ”ジェネリックで安価なヒドロキシクロロキンは危険である”

 

2020年6月27日より、ナス博士は、ファウチ/ファーマ/ゲイツカルテルがヒドロキシクロロキンに関する物語をコントロールし、アメリカ人がこの効果的な治療法を利用することを拒否するために用いた欺瞞的な戦略のリストを開始した。
過去数ヶ月の間に起こった一連の大きな出来事が、ヒドロキシクロロキンに関する統一されたメッセージを生み出し、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、西ヨーロッパにおいてこの薬に関する同様の政策を生み出したことは驚くべきことである」と彼女は述べている。そのメッセージとは“ジェネリックで安価なヒドロキシクロロキン(フルコースを作るのにたった1ドルしかかからない)は危険である”というものだ」。

 

f:id:tantotempo:20211126120501j:plain Part-5はこちら

*下線や太字等は翻訳者によるものです。
**「注」とあるのは翻訳者による注記です。
***本ブログに掲載した写真は本書とは関係ありません。