2021年1月のローマ教皇フランシスコ逮捕は本当か

アメリカ大統領選挙不正に大きく関与したローマ・カトリック教会

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カナダのBeaver紙の報道とUSA Todayらの反論

2021年1月10日にフランシスコ教皇がイタリア検察庁によって逮捕されたという噂が世界を駆け巡った。モントリオールに拠点を置く保守メディア”Beaver”というサイトがいち早くこのことを報じた。(このサイトの記事は現在削除されてない。)

このサイトの関連記事の要旨はこういった内容だ。

アルゼンチン出身で初のイエズス会士の教皇フランシスコ、別名ホルヘ・マリオ・ベルゴリオは、児童ポルノ写真の所持、人身売買、近親相姦、麻薬器具所持と重大詐欺を含む80にのぼる容疑で起訴され1月9日に逮捕された。数人の交換も同時に逮捕された。フランシスコは場所等がまだ不明の刑務所に入れられており、インターポール(国際刑事警察機構)によって尋問を受けている。これが終わった後はFBIの尋問のためアメリカに送られる予定である。」

類似の記事がこのサイトにある。

これに対しアメリカの全国紙USA TodayはFact Checkと題し、Beaberに対し反論した。

保守派のビーバーはUSA TODAYからのコメント要請に応じていない。
この主張は、ドナルド・トランプ大統領が小児性愛者の政治エリート、ビジネスリーダー、有名人が運営する「深い国家」装置と戦っているという根拠のない主張に基づく陰謀説であるQAnonに関連している可能性がある。
また、ヴァチカンで言われているような停電はなかった。

Fact check: Pope Francis was not arrested; story is fabricated (usatoday.com)

これら同趣旨の記事に対しBeaverは前掲の記事で反論。

"ファクトチェッカー"はBeaverがQANONと「陰謀論」にリンクされているとラベル付けした。これは不正確であり中傷的だ。われわれはモントリオールに拠点を置く保守派メディアだ。われわれの記事は保守派にアピールするかもしれないが、われわれはQANONやその他の陰謀の推進者ではない。

「ファクトチェッカー」によって「フェイクニュース」と宣言されているにもかかわらず、噂はインターネット上で流通し続けている。

そして、反証の一つとして元海軍特殊部隊(SEALs)のマイケル・ジャコ(Michael Jaco)氏が教皇の逮捕を認めたという動画サイトへのリンクを掲載した。

ローマ・カトリック教会所有の通信衛星レオナルディ

この教皇の逮捕は上述のように80にも及ぶ罪状によるものだが、実はもっと大きな原因がある。既報のレオナルドAsP社の件が大きなヒントだ。この会社の社員の宣誓証言で、ドイツやスペイン(そして恐らく中国)等にDominionシステムでデータを転送していたのは、ローマ・カトリック教会が所有する通信衛星(”レオナルディ”(一説には『レオナルド」とも)という名前らしい)だったことがわかった。つまり、今回のアメリカ大統領選挙詐欺で中心的役割を果たしていたのは、ヴァチカンだったということだ。

いうまでもなくヴァチカンは千数百年にわたって世界の中心的存在だった。その教皇の逮捕は誇張なしに世界史的事件である。

 

ローマカトリック教会はペドフェリアの一大拠点であることが明らかに

 

世界中にある児童殺害をする悪魔儀式場

別の目撃者たちは、教皇フランシスだけでなく、元教皇ジョセフ・ラッツィンガーヨハネ・パウロ2世が子供たちを拷問し殺害した悪魔の儀式に参加するのを見たと主張した。「3人の目撃者は、元教皇ジョセフ・ラッツィンガーが、第9サークルの一部として子供の儀式的拷問と殺人に参加したと述べた」と、ITCCSのケビン・アネットが認めた。

情報提供者は、カトリック教会の子供人身御供ネットワークがモントリオールとダブリンで、定期的に毎月新月の日に子供の拷問と殺害セッションを開催したといっている。第九サークルは、ニューヨーク、ローマ、ロンドン、オーストラリアと米国の軍事基地を含む他の数十の場所で活動していると考えられていた。しかし、2014年3月に第9サークルの元メンバーによって提出された証拠物によると、悪魔のメンバーはカトリック大聖堂とアメリカの個人所有の森林公園で子供の拷問と殺人の儀式を行っていた。その他の場所は、 カナダ、フランス、イギリス、オーストラリア、ブリュッセルズヴォレ、オランダである。

バチカンは大きな小児性愛リングと何百万人もの司祭と結びつき、カトリック当局は定期的に告発した人々を他の教区に移し替え、その後も、性的虐待を報告するためのタイムリミットを延長する法案をブロックし続けている。

教皇フランシス、カトリック教会の児童誘拐・殺人に詳しいコメントをせず

 

証言ビデオ

「私は教皇ジョセフ・ラッツィンガーが小さな女の子を殺害するのを見た。」
2013年10月28日、トゥース・ニジェンハウスが1987年の秋にフランスの城でそれを目撃したと発言した。
ニジェンハウスは、バチカンが運営する悪魔の第9サークル児童御供カルトで育った子供の頃、繰り返し強制的に麻薬を飲まされ、強姦され、拷問され、このカルトによって殺された子供の犠牲者を目撃せざるを得なかったと証言した。このビデオによると、彼女のその経験をした場所はオランダ、フランスの私有地、
オーストラリアの軍事基地であった。


 

フランス「ル・モンド」紙が、特別委員会が少なくとも「2,900人から3,200人のペド犯罪者がいる」と断定したことを報じた。2021年10月3日 via Axios

 

フランスのカトリック教会における複数の性的虐待スキャンダルの後に独立した調査を行うために2018年に設立された独立委員会の責任者であるジャン=マルク・ソヴェ委員長は、1950年以来、少なくとも2,900人から3,200人の小児性愛者の司祭や教会の他のメンバーがいると発言した。同委員長は今年の初めPOLITICOに犠牲者は1万人以上いると伝えている。
この2500ページにわたる報告書はまもなく完全な形で提出される。

「この報告書は教会の集団的責任を示すだろう。」と、被害者のための組織を運営するオリヴィエ・サヴィニャックはCNNに語った。「我々はついに科学的に収集された虐待の規模に関する数字を見ることになる。私たちは何年もこのことを待ち続けてきたのだ。」

Le Mondeの元記事。