ロシアと北朝鮮「同盟国」に

 

ロシアと北朝鮮「同盟国」に

ロシアと北朝鮮が「準同盟国」から「同盟国」になった

< 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、ロシアのプーチン大統領と 金正恩朝鮮労働党総書記が19日に締結した新条約「包括的戦略パートナーシップ条約」の全文を公表した。露朝のいずれかが武力侵攻を受ければ、遅滞なく軍事的援助を提供することが明記された。冷戦時代の軍事同盟の復活を意味する。(中略)
 1961年に旧ソ連と北朝鮮が結んだ、軍事同盟に該当する「友好協力相互援助条約」にほぼ同じ条文があった。同条約は、旧ソ連崩壊後の96年に失効しており、28年ぶりに、有事の軍事支援義務が復活することになる。東アジアなどの安全保障環境に重大な影響を及ぼすことになる。> (読売新聞オンライン 2024年6月20日)

北はロシアに砲弾を送り、ロシアは北に偵察衛星や戦車、航空機を配備するための技術を提供

金正恩ープーチン会談の1週間前、次のような記事が掲載された。

 

< 北朝鮮は480万発もの砲弾を収容できるコンテナをロシアに送ったと、韓国のシン・ウォンシク国防部長官は6月14日に公開されたブルームバーグとのインタビューで述べた。
ウクライナでの大量使用によりロシアの軍事備蓄が枯渇する中、北朝鮮はロシアの主要な武器供給国として台頭しつつある。(中略)
ロシアは弾薬と引き換えに、北朝鮮が偵察衛星や戦車、航空機を配備するための技術を提供したと報じられている。>

北朝鮮の目標は朝鮮半島の統一だ

 

北朝鮮は、アメリカと根本的には対立する道を選ばない中国ではなく、ロシアをパートバーとして選んだ。
北朝鮮はアメリカ本土にまで届くICBMを既に100発以上保有しているといわれ、北朝鮮が仮に南北統一に動いたとしても、アメリカはもはや北朝鮮を核攻撃で脅すことはできない状態になっている。


この状況を生んだのは、2019年6月の板門店会談時のトランプ大統領(当時)の「暴挙」が原因だ。このあとから、政治に疎い老婆が見てもわかる、本物の金正恩ではない、あまり似ていない複数のボディダブルが表に出てくるようになった。
CNNは2020年4月21日、「北朝鮮の指導者が手術後に重大な危険にさらされている」と報じた。

歴代の「トランプ」 ── 今はダブルが4人らしい。

<おまけ>