COVIDワクチンでアルツハイマー病が20%増加


COVIDワクチンが認知機能にダメージを与えることが証明された

A MIDWESTERN DOCTORの記事を抄訳した

一目でわかるこの記事のストーリー

  • なかなか気がつかなく、かつ明白な神経学的損傷は、薬害の最も一般的な結果のひとつである。
  • COVID-19ワクチンは認知機能に障害を与えることに長けており、私たちの多くがワクチン接種後の、容易には気がつかない認知機能障害と明らかな認知機能障害の両方に気づいているが、その対処法を知っている人は比較的少ない。
  • 長い間、ワクチンが認知に障害を与えるという仮説は、医療関係者の仲間うちのグループや患者の観察に基づいていたため、"裏付けに乏しい小話"的なものであった。
  • 最近になって、この現象は非常に現実的であり、ワクチンによる重傷(突然死など)は氷山の一角に過ぎないことを示す大規模なデータセットが出現した。

超過死亡率が世界中で急増している明らかな兆候が見られ、大規模な世論調査では、アメリカ人の5分の1が、彼らがワクチンによって殺されたと信じている人を知っていることを発見した。

「あなたは誰かワクチンの副作用で死んだ人を個人的に知ってますか?」ラスムセン・レポート、2024年5月

公衆衛生当局はこれを隠蔽した工作によって多くの信頼を失ったため、彼らは、とうとう問題があるかもしれないことを認めている。彼らは「ワクチン忌避を生み出したくなかった」ため、これまで何も言わなかったというのだ。しかし、これは偶然にも、何十年にもわたって使われてきたのと同じ言い訳だ(例えば、著名な教授であるマイヤー博士は、 1955年に政府が簡単に予防できるポリオ災害を引き起こした後、これと同じことを言った)。

認知障害の証拠

VAERS(ワクチン有害事象データベース)は、COVIDワクチンが市場に出回った後、認知障害の報告が急増していることを検出した。

韓国のデータ

2023年11月から2024年3月にかけて、韓国の研究者チームがまずソウルの人口の4分の1、次に半数(つまり、最初の研究では220万人、2番目の研究では430万人)の電子カルテを調べて、ワクチン接種者と未接種者のさまざまな新しい(重篤ではない)病状の発生率を3か月間にわたって比較した、非常に興味深いデータが明らかになった。
このデータから、さまざまな病状でワクチン接種者が大幅に増加していることがわかった。その増加とは、以下の通りのものである(ワクチン接種後、比較した期間や、どのCOVIDワクチンを接種したかによって幅がある)。

これは基本的に、私たちが2年以上にわたって取得しようとしてきたデータセットであり、私たちが見てきたものと一致している(例えば、帯状疱疹や脱毛症などの症状の多くは、ワクチン接種と強く関連している)。その結果、何百万人ものアメリカ人がこれらの病気に苦しみ、さらに何百万人ものアメリカ人がこれらの病気を発症し、ワクチンが社会に甚大な害を及ぼしていることが示された。
残念なことに、私がこれらを分析した結果、これらは査読前論文だったことが判明した。

しかし、6月4日、ある論文がネイチャーに掲載された。「COVID-19ワクチン接種後の精神医学的有害事象:韓国ソウルでの人口ベースのコホート研究」というものだ。
それによると、COVIDワクチン接種により下記のことが起こったことがわかった。

  • うつ病が68%増加
  • 不安障害、解離性障害、ストレス関連障害、身体表現性障害が44%増加
  • 睡眠障害が93.4%増加
  • 統合失調症が77%減少
  • 双極性障害が32.8%減少

これが公表されたことに私は本当に驚きワクチン接種の害の一部を公式の医学文献で開示し始める決定がなされた兆候だと受け止めた。さらに、これは神経学的問題もワクチン接種後に発生したことを間接的に認めている兆候だとも受け止めた(神経学的症状と精神医学的症状の間には強い関連があるため)。

(注::イスラエルの調査では、ワクチン接種を受けた人の 4.5% が不安症やうつ病を発症し、すでに悪化を経験していた人の 26.4% が不安症やうつ病を発症したことが判明した。)

ほぼ同時期 に、別の論文が主流のジャーナルに掲載された (正確には「掲載が承認された」)。この論文では 65 歳以上の個人を分析し、COVID ワクチン接種により;

  • 軽度認知障害のリスクが 138%増加
  • アルツハイマー病のリスクが 23% 増加
  • 血管性認知症とパーキンソン病のリスクがわずかに増加

したことがわかったが、著者らは有意ではないと判断した。

アメリカがアルツハイマー病に年間3000億ドル以上を費やしていることを考えれば、このデータ点1つで、事実上、COVIDワクチンがアメリカに約1000億ドルの費用をかけたことになる。さらに、著者らは3か月間の差のみを追跡したため(これらはどちらも進行性の病気なので、時間の経過とともに増加した)、特に高齢者が追加接種を受け続けることを考えると、実際のコストはもっと大きい可能性が高い。同様に、ワクチンが認知能力を損なったと信じている人にとって、それは実際に起こったことだという非常に強力な議論にもなる。

なぜワクチンは認知障害を引き起こすのか?

 

この問題を理解する上で最も重要だと思う分野は、ゼータ電位、細胞危険反応(CDR)、およびアルツハイマー病の治療法であり、これらはそれぞれ相互に関連しており、多くの場合、他の原因となる。

ゼータ電位

ゼータ電位は、体内の液体が凝集する(例えば血栓の形成)か、分散したままで自由に流れることができるかを支配する。さらに、タンパク質が正しい形成にとどまるか、誤って折りたたまれて凝集するかにも影響する(アルツハイマー病は、脳内の誤って折りたたまれたタンパク質によって特徴付けられる)。体液循環(血液、リンパ液、間質液、脳脊髄液など)が損なわれると、さまざまな問題が発生する。
スパイクタンパク質はゼータ電位の障害に特に適しているため、ゼータ電位の回復は、COVID-19感染時やCOVID-19ワクチンによる傷害の治療に非常に役立つことが多いことがわかっている。これらのアプローチの多くは、当初は他のワクチンによる傷害や高齢者の認知機能低下への対応から開発されたものだ。
注:スパイクタンパク質にはプリオン形成ドメインもあり、COVID-19の犠牲者に見られる非常に珍しいアミロイド(線維性)血栓の原因であると多くの人が考えている。さらに、COVIDワクチンは、CJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)によって引き起こされる急速な認知症など、非常にまれな(かつ致命的な))タンパク質のミスフォールディング(間違った折り畳み)障害に関連している。

細胞危険反応(CDR)

細胞が脅威にさらされると、ミトコンドリアは細胞のエネルギー生産から、細胞の代謝と内部増殖が停止し、ミトコンドリアが活性酸素種を放出して潜在的な侵入者を殺す保護モードに移行し、細胞は他の細胞にCDRに入るように警告し、細胞は密閉して体から切り離す。CDRは細胞の生存に不可欠なプロセスだが、慢性疾患では、治癒反応が完了するのではなく、細胞がCDRに閉じ込められてしまうことがよくある。
注:認知障害の一般的な原因の1つは、ニューロンがCDRでスタックし、認知タスクを実行しなくなることだ。

CDRを理解することは、なぜ昔からの引き金が不可解な病気を引き起こすのか、そしてなぜ適切と思われる多くの治療法(特にCDRの原因ではなくCDRの症状を治療する治療法)が患者の状態を助けないで悪化させるのかを説明するため、複雑な病気を扱うときに非常に重要だ。統合開業医が診察する最も困難な患者の多くは、CDRに閉じ込められた患者だが、残念ながら、この現象に関する知識はまだほとんどない。

私がCDRに興味を持ったのは、「ロングCOVID」とCOVID-19ワクチンによる傷害の最も効果的な治療法の1つが、CDRを全身的に治療する治療法であることに気づいたからだ。 機能不全組織を蘇生させるために開発された治療法の多くは、再生医療の分野によって開発されたものが多い。これらのアプローチが機能不全組織の局所領域を回復するためにどのように適用されるか(ワクチンによる傷害の治療に必要になる場合がある)と、全身性CDRを治療する再生治療(ワクチンによる傷害に頻繁に必要とされる)について説明する。

アルツハイマー病(AD)

アルツハイマー病はアメリカで最も費用のかかる病気の1つであるため、その治療法の研究には毎年数十億ドルが費やされている。この研究(1906年に始まった)は、脳からアミロイドを除去することに非常に焦点が当てられている。ところが、アミロイドの産生は脳からの防御反応であるため、アミロイドを除去するための数十年にわたる研究はどこにも行き着いていない。それにもかかわらず、FDAは現在、製薬業界と手を携えて、効果がなく、非常に危険だが収益性の高いAD治療薬を推進している。

驚くべきことに、アルツハイマー病には効果的な治療法が存在し、私の同僚たちはいくつかの異なる方法を開発し、その治療に成功している。さらに、神経内科医の1人であるデール・ブレデセンは、アルツハイマー病を逆転させる方法を開発し、複数の出版物で効果を証明した。

これらの成功したアプローチはすべて、次の原則を利用している:

  • 脳への血流とそこからのリンパドレナージ(リンパ液の流れを活性化して身体に不必要な異物や老廃物を排出すること)の両方を回復させる。これには、多くの場合、生理学的ゼータ電位を回復し、健康的な睡眠サイクルを持つことが必要でだ。さらに、アルツハイマー病は一般的に脳の血管内壁の損傷に関連しているが、スパイクタンパク質の最も頻繁な毒性の1つは血管の損傷であるため、これは残念なことである。
  • CDR(慢性炎症を引き起こす)を治療し、未解決のCDRに閉じ込められた脳細胞を再活性化する(特に健康的な睡眠サイクルを取り戻し、脳が維持するために必要な栄養素を提供し、吸入麻酔薬などの神経毒の損傷を軽減する必要がある)。

アルツハイマー病について認識すべき最も重要なことの1つは、アルツハイマー病がゆっくりと悪化する病気であり、多くの場合、数十年にわたって進行するということだ。アルツハイマー病の初期段階(最も可逆的)では、軽微な認知変化が起こり、これは脳内の組織変化と相関している。まれに、急速に進行するアルツハイマー病(ライム病など)を発症する人がおり、これは若い年齢で発症し、毒素への曝露と関連していることがよくある。私が知っている患者とこのデータセットの両方にアルツハイマー病の増加が急速に現れたことを考えると、急速に進行するアルツハイマー病の背後にあるメカニズムが、これらのワクチンから見られる認知障害と認知症に重要な役割を果たしている可能性が非常に高いと思われる。

結論


現在私たちが目にしていることはすべて、信じられないほど予測可能なことであり、私たちのシステムにおけるシステム不全であり、私たちが人生の大半において当たり前のように享受してきた基本的なことを提供し続ける国にしたいのであれば、逆転させなければならない深刻な社会的衰退を表している。COVID-19以前から、私たちの社会はすでにこの衰退を逆転させようと苦闘しており、それ以来、私たちは認知障害の波に見舞われており、これがこの問題に対処する能力をさらに低下させているということだ。

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駒野宏人教授の解説

 

上記論文について、岩手医科大の駒野宏人博士が説明している。