アメリカの没落、日本の「独立」
アメリカとイスラエルは世界から見放された
12月12日、国連総会の緊急特別会合でエジプトが提出した、ガザ地区の人道目的の即時停戦とすべての人質の解放や人道支援の確保などを求める決議案の採決が行われた。153か国が賛成、イギリスなど23か国が棄権、反対はアメリカやイスラエルなど10か国にとどまり、賛成多数で決議は採択された。
8日にも、人道目的の即時停戦を求める決議案の採決が行われたが、アメリカが拒否権を行使して否決されていた。
日本も、G7のアメリカ以外の国も、ついに賛成に回る
10月27日に、人道目的の休戦を求める決議が121か国の賛成で採択されたが、このとき他の43か国と棄権にまわった日本も、今回賛成した。
またウクライナ戦争ではアメリカと歩調を合わせてきたG7のうち、アメリカ以外のカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、英国も賛成した。
いまや完全にアメリカとイスラエルが世界から浮いた存在になっていることが明確になった採択だった。
その上、アメリカのロシアへの代理戦争であったウクライナ戦争も、ウクライナの負けが決定的となっている。
参考記事:国連総会の緊急会合 ガザの停戦求める決議案 賛成多数で採択 | NHK | 国連
キッシンジャーの死去とパーティー券疑惑事件
11月30日にキッシンジャー元米国国務長官が死去したことが報じられた。
キッシンジャーはロックフェラー一族の大番頭だった。とかく噂のあった彼の死が公式に発表になったことは、アメリカの”オーナー”であるロックフェラーの権力が傾いたことを表している。
これに合わせるように、日本では「パーティー券疑惑」事件が起こり、安倍派有力議員「5人衆」の松野、西村、萩生田、高木、世耕の5氏が辞任した。安倍派ではその他にも5人の副大臣と3人の政務官も辞任した。安倍派といえば、解散命令を請求された旧統一教会ともっとも関係の深い派閥だ。
「すがっち」「幹事長」「甘利」の河井元法相買収事件関与
そして今朝は二階派にも強制捜査が入った。
安倍派と二階派の事務所を強制捜査 派閥の政治資金問題 東京地検特捜部 | NHK | 政治資金
9月には、菅、二階、甘利の3氏は、河井克行元法相の買収のカネも安倍政権中枢からでたカネが原資になっていたことが報じられていた。
<「メモ魔」とされる克行氏の記録によって、政権中枢から出た現金が買収の原資となった可能性が浮かび上がった>格好だ。(中国新聞2023年9月8日付記事)
副島隆彦によると、河井夫妻は旧統一教会の大幹部だった。
また、統一教会(ムーニー;Moonie)はCIAとローマカトリック教会によってつくられた宗教団体だという。このムーニー(=ネオコン、(ネオ)ナチ)が戦後の日本政治を牛耳ってきた。
ちなみに、鈴木エイトの「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言 」には、旧統一教会ともっとも関係の深い自民党の政治家は、安倍晋三、菅義偉、荻生田光一だと書いてある。
はたして、二階、菅、甘利の逮捕はあるのか。
日本の独立
カバールが崩されていく ──。
ワクチンを推進したのも、彼らとその手先のディープステーターたち(最近はよく見えるようになって深層(ディープ)でもなくなって、シャロウ(浅い:Shallow)になった)だった。
ヨーロッパいちの学者と呼ばれるエマニュエル・トッドは、日本のことをアメリカの「保護国」と呼び、副島隆彦はアメリカの「属国」と定義した。
どうやらついに日本の真の「独立」のときが来たようだ。
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