西側によるウクライナ支援、87%減
ドイツのキール世界経済研究所は7日、各国が今年8~10月に新たに表明したウクライナへの支援額は前年同期に比べて87%減ったと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻が始まる前の昨年1月下旬以降、3カ月ごとの合計額では最低となった。
ウクライナへの支援表明額、8~10月は前年比87%減 独研究所 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
EUも8兆円の追加援助を取りやめる
同研究所の調査によると、ウクライナに資金援助する42カ国中、過去3カ月間に新たな支援策に合意したのは20カ国に減っている。
米国のさらなる支援が不透明であることから、ウクライナはEUがかねてから予告していた500億ユーロ(約8兆円)の支援策を最終決定することを願うほかないという。しかし、これらの計画は現在、一部のEU加盟国によって阻止されている。ハンガリーはウクライナがこれまで受け取った支援金の用途報告書を提出していないとし、追加援助を拒否している。
EU budget dispute threatens €50bn war lifeline for Ukraine
タッカー・カールソンのXを引用する。
バイデン政権はウクライナをめぐってアメリカ国民を公然と脅している。
7日、下院で行われた機密会見で、オースティン国防長官は議員に対し、ゼレンスキーにもっと予算を計上しないなら、「あなた方の叔父、いとこ、息子をロシアと戦うために送る」と通告した。
寡頭体制の支配者(オリガルヒ)に金を出さなきゃ、おまえのガキどもを殺すぞ。
https://twitter.com/TuckerCarlson/status/1732856685591458056
これにはイーロン・マスクも驚いたようで、カールソンに「ほんとに彼はこういったのか?」と聞いている。
借金を断られたアメリカはホントにカネがない
アメリカは、6月にブリンケン、7月にはイエレンとキッシンジャーが訪中し物乞い外交をしたが、手ぶらで返された。
11月には習近平が訪米し、バイデンと会談した。
米中首脳会談 “国防相会談再開”で合意 台湾めぐっては平行線 | NHK | アメリカ
アメリカは、今まで米国債上限(国の借金枠のシーリング)を上げなければいけなくなるたびに、中国のカネを頼ってきたが、今回は断られたようだ。
頭にきたバイデンはこの会談の直後に「習近平は独裁者だ」と叫んだ。
資金洗浄
上のオースティン国防長官の発言に関するカールソンのXの最後のコメントが興味深い。
議会がウクライナへの支援を決めたとしても、それはウクライナを回ってオースティンやそのボスたち、つまり「寡頭制の支配者」の懐に入るだけなのだ。そんなことはアメリカの大多数が知っている。
それがアメリカの「ウクライナ援助」の実態だ。
FTX
FTXは暗号通貨取引所。創業者のサム・バンクマン=フリードは11月、詐欺や陰謀を含む7つの罪で有罪判決が下され、収監された。
仮想通貨FTX創業者、詐欺などで有罪 懲役115年の可能性も:朝日新聞デジタル
■