アストラゼネカ、COVIDワクチンの副作用を認める

 

アストラゼネカ、COVIDワクチンの副作用を認める

PETER IMANUELSEN

 

アストラゼネカは、コロナワクチンが実際に血栓をつくる致命的な副作用を引き起こす可能性があることを(イギリスの)法廷で認めた。
アストラゼネカは現在「安全で効果的」という "専門家 "の言葉に騙されて苦しんでいる被害者たちから集団訴訟を起こされており、弁護士たちはアストラゼネカのワクチンは欠陥があると述べている。
この訴訟で、アストラゼネカは自社のコロナワクチンが「非常にまれなケースでTTSを引き起こす可能性がある」ことを認めたのだ。

TTSとはなにか?


TTSとは、「血小板減少症候群を伴う血栓症(Thrombosis with thrombocytopenia syndrome)」の略だがが、ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)としても知られている。
基本的にこの症候群が意味するのは、接種者は血栓と血小板数の減少の両方を起こしてしまう、つまり、血栓と内出血の両方が同時に起こる可能性があるということだ。

結果


ワクチンメーカーがこのように認めたということは、被害者が巨額の法的補償を受けられる可能性があるということだ。
最初の訴訟は、アストラゼネカのワクチンを打った後、脳に後遺症が残った2児の父、ジェイミー・スコットによって起こされた。

「私たちは謝罪と、私たち家族、そして影響を受けた他の家族のための公正な補償を必要としている。私たちには真実があり、あきらめるつもりはない」と被害者の妻ケイト・スコットは語った。

現在、英国では合計51件の訴訟が提起され、被害者と親族は1億ポンド(約190億円)相当の損害賠償を求めている。

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しかし、政府は巨大製薬企業の訴訟費用を支払うと約束した。つまり、もしアストラゼネカが敗訴すれば、政府が介入して支払うことになる。
これは、アストラゼネカがコロナの際に政府と交わした補償契約のためだ。
つまり、納税者はワクチンの代金を支払い、そのワクチンに対する損害賠償も支払っているんだぞ!
一方、つい数日前、アストラゼネカは2024年第1四半期に100億ポンド以上の売上を計上した。大手製薬会社は大きな利益を上げている。
実際、このTTSは今に始まったことではない。イタリアでは、18歳の少女がアストラゼネカのワクチンで死亡した後、数人の医師と医療スタッフが検察の捜査を受けている。

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欧州医薬品庁はすでに2021年4月に、血小板の低下を伴う血栓をアストラゼネカのワクチンのごくまれな副作用として記載すべきだと発表している。つまり、このことは以前から知られていたことだ。

問題は、なぜ人々はこのことについてもっと知らされていなかったのかということだ。私が記憶している限り、主流メディアはこうした副作用について人々に伝えるためにいい仕事をしてきたとは言い難い。
常にワクチンは安全で効果的であるかのような語り口であったが、実際はそうではなかった。そして今、ワクチンメーカーは法廷でそれを認めたのだ。