チェリオス、クエーカーオーツらのオーツ麦ベースの食品には、生殖機能に害を及ぼす農薬が入っている

 

チェリオス、クエーカーオーツらのオーツ麦ベースの食品には、生殖機能に害を及ぼす農薬が入っている

出典:The Exposé 


英国、EU、カナダで承認され、食用作物に使用されている塩化クロルメコートと呼ばれる農薬は、生殖能力とテストステロンを低下させ、生殖プロセスを混乱させ、発育中の胎児に害を及ぼす可能性があるということが動物実験で明らかになっている。
塩化クロルメコートは米国では観賞用植物にのみ承認されているが、現在、人気のあるシリアルブランドであるクエーカーオーツやチェリオスなど、米国で販売されているオーツ麦ベースの食品の圧倒的多数に使われている。

1980年代に分かっていた塩化クロルメコートの問題


早くも1980年代初頭において、デンマークの養豚農家は、クロルメコートへの曝露が生殖能力に与える影響を最初に説明し、クロルメコート処理された穀物で飼育された豚の繁殖力の低下を観察した。これは、ブタとマウスの対照実験室実験での調査につながった。調査結果にもかかわらず、この化学物質は依然として食用作物で承認されている。
英国とスウェーデンの一般集団サンプルでは、研究参加者のほぼ100%の尿サンプルからクロルメコートが検出された。これは、他の農薬の代謝物よりもかなり高い頻度と濃度であった。

年々増加するアメリカのクロルメコート濃度

 

現在、米国環境保護庁(EPA)による2018年の決定の結果として、米国の食品供給へのクロルメコートの輸入が許可されている。塩化クロルメコートの許容可能な食品耐性レベルが発表され、輸入されたオート麦、小麦、大麦、および一部の動物製品に塩化クロルメコートが含まれていることが判明している(出典)。


エポック・タイムズ紙は、「チェリオス・クエーカー・オーツ麦の生殖能力低下化学物質に曝露されたアメリカ人」と題する記事で、査読付き研究は、植物成長化学物質である塩化クロルメコートへの曝露を決定するために、米国市民の尿サンプルを調べたと報じた。研究者らは、2017年から2023年の間に採取された尿サンプルの80%からクロルメコートを検出し、「2023年からサンプルの濃度が大幅に増加した」と述べている。
サンプル中の化学物質の頻度は、時とともに上昇することが観察された。
研究者は96の尿サンプルを収集し、そのうち77がクロルメコートの存在を示した。クロルメコートは摂取後約24時間で体外に出るため、この数字は被験者が化学物質に「継続的に曝露」された可能性が高いことを示唆している。2017年には、サンプルの69%にクロルメコートが含まれていたが、2018年から2022年には74%に跳ね上がり、2023年には90%に跳ね上がった。

(翻訳引用は以上)

さて、日本ではどうなのか?