イーロン・マスク、とうとう真実の姿を世界に晒す
アウシュビッツ強制収容所跡を訪問
写真ではマスク氏が収容所跡で息子を肩車し、その両隣には欧州ユダヤ人教会(EJA)のメナヘム・マルゴリン会長、ホロコースト生存者のギドン・レブ氏、保守系の論客ベン・シャピーロ氏の姿が確認できる。
シャピーロ氏はその後、EJA主催のマスク氏との討論会を開催。マスク氏はそこでXを擁護する発言を行った。
アップルやウォルト・ディズニーなどの大手企業によるXへの広告出稿停止につながった昨年11月の自身の投稿について直接的な言及はなかったが、「確かに、自分はたまに愚かなことをする」と発言。反ユダヤ主義の広がりを巡っては「率直に言って考えが甘かった」などと語った。
マスクはカバールに「屈した」だって?
南部の都市クラクフで開催されたマスクが参加した、このジャビーロ主催のヨーロッパ・ユダヤ人協会(EJA)のイベントでは、マスクはこのように発言した。
「周りで反ユダヤ主義を見聞きしたことがなかったので、最近まで世間知らずだった」
「『ユダヤ人の友人が一人いる 』という古いジョークがあるが、私の友人の3分の2はユダヤ人だ。ユダヤ人の友人が、非ユダヤ人の2倍いる。私はユダヤ人みたいなものだ。私はユダヤ人になることを熱望している」
マスク氏「ユダヤ人になることを熱望」と宣言。批判された反ユダヤ主義への賛同を釈明 | ハフポスト WORLD
ネタニエフの前でも謝罪したマスク
マスクは、大手企業のXへの広告の出稿に圧力をかけていたユダヤ人団体「名誉毀損防止同盟(ADL)」への提訴をちらつかせていた。しかし、11月にはイスラエルを訪れて武装組織ハマスが10月7日に襲撃した現場を視察し、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談した。その際に、批判された反ユダヤ主義への賛同について、「自分の中で最悪かつ最も間抜けな投稿だった」と述べた。
ベン・シャピ―ロという男
ベン・シャピーロはこの10年以上、シオニスト系メディアによって右派の新しい代弁者としてプロデュースされ宣伝されてきた、まだ40歳の男だ。中絶の禁止や左翼の稚拙さを批判するような目標を強調する一方で、代替可能レベルの移民問題のような潜在的に人種差別的な問題は強調しない。
昨年、イーロン・マスクが「ユダヤ人」の権力の例を指摘した投稿をリツイートしたのは忘れようがないことだ。
どうやら今回、世界で最も裕福な男といわれるイーロン・マスクは、そのリツイートのために、ガザを駐車場に変えることを支持する狂信的なユダヤ人活動家によって、公衆の面前で屈辱を与えられるために自発的にポーランドまで行った ── ように見えるお芝居をしたようだ。
本当はマスクが真実の姿を晒しただけの話だ
チャバドのクシュナーとサッカーWC決勝戦を観戦
「次期大統領候補の一人としても名前があげられていたマスクだが、カバールの逆襲に屈した」といいたいところだが、実際は、真実の姿を現したということだ。
カタールのサッカー・ワールドカップ決勝戦にマスクはトンネル掘りのカルト教団チャバド・ルバビッチのジャレット・クシュナーとともに現れた。クシュナーはいうまでもなくQアノンの偶像ドナルド・トランプの義理の息子だ。
ペドのハロウィーン・パーティーに参加
また2022年には、マスクはスーパー・モデルのハイディ・クルムが復活させたニューヨーク市でのペドのハロウィーンパーティーに参加した。
「X」の意味
マスクはtwitterの買収後社名をXに変更した。
「X」とは問題のあるやつを見つけ出して、そいつに標的を意味する目印(X)をつけるという意味だ。
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