CDC、隠していた「V-SAFE」の780万件の回答の公開を命られる

 

アメリカの裁判所は、CDCに「V-SAFE」に提出された780万件のテキストベースの回答の公開を命じた

出典:The Exposé 

 

12日、アメリカの弁護士アーロン・シリは、裁判官が米国疾病管理予防センター (CDC)に、「V-safeオンラインアプリケーション」によって収集された追加のテキストベースの情報を公開するよう命じたと発表した。
この情報は、1,000万人以上のV-safeユーザーから提出された780万件の記録に関するもので、COVID "ワクチン "を接種された後の傷害について詳述したものである。

V-SAFEってなに?

「V-safe」は、テキストメッセージとWebアンケートを使用して、COVIDワクチンを受けた後にパーソナライズされた健康診断を提供するスマートフォンベースのツールだ。このワクチン接種後のヘルスチェッカーアプリは、Covid-19の「ワクチン」の安全性を監視するため、また既存のCDCワクチンの安全性監視プログラムを補完する積極的な監視として開発・実装された。2020年12月13日、COVIDワクチンがアメリカ国民に初めて使用可能になる前日にリリースされた。

V-safeは、現在、CDCがCovid-19、サル痘(Mpox)、そして現在は呼吸器合胞体ウイルス(RSV)ワクチンを監視するために使用している。

CDCは、重要なデータを公開していなかった

アーロン・シリ弁護士

昨年、数カ月に及ぶ訴訟の末、米国の裁判所はCDCに「チェック・ザ・ボックス」データの公開を命じた。これまでに公開されたデータはここから見ることができる。
しかし、弁護士のアーロン・シリが発見したように、「チェック・ザ・ボックス」のデータには、COVIDワクチンの安全性に関する重要な情報が省かれていた。

そこで、「選択のための医師自由連合(Freedom Coalition of Doctors for Choice)」を代表して、インフォームド・コンセント・アクション・ネットワーク(ICAN)の代表でもあるシリは、この問題を法廷に持ち込み「自由記入テキスト」フィールドの情報の公開を要求した。
1月5日、裁判官はCDCに対し、今後12カ月間に「自由記入テキスト」の情報を公開するよう命じた。

このニュースの発表に際し、シリは「以前の訴訟では、V-safeの『チェック・ザ・ボックス』データを公開させることができましたが、今回は、V-safeの『自由記入テキスト』データも一般に公開されるようになったのです」と述べている。