ロシア、ゼレンスキーが所有するクリミアのアパートを競売にかける

ロシア当局は、かつてウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が所有していたクリミアのアパートを競売にかけた。

ロシア国営の報道機関RIAノーボスチの報道によると、クリミアの財産土地関係省は、黒海沿いのリバディア村にあるアパートが競売で4430万ルーブル(47万8634ドル)で売却されたと述べた。同局の報道機関は、月曜日に開催されたオークションに2人が参加したと同メディアに伝えた。総面積約1,286平方フィートのこの物件は、当初2,460万ルーブル(265,787ドル)で販売された。

クリミア議会のウラジーミル・コンスタンチノフ議長は、RIAノーボスチに対し、ウクライナ大統領の妻であるオレナ・ゼレンスキーという名前で登録されたアパートからの資金は、ロシアのウクライナに対する戦争とクリミアの「開発」に使われると語った。

ウクライナのThe Kiev Independentはこう伝える。

モスクワ出身のロシア人女性が4400万ルーブル(47万7000ドル)以上でアパートを購入した。
ロシア国営メディアのリア・ノーボスチは、このアパートがゼレンスキー氏のものだと主張し売却を報じた。しかし、公式にはファーストレディのオレナ・ゼレンスカが所有していた物件だ。

ロシアのThe Moscow Timesの報道

買い手はモスクワ在住のオルガ・リポヴェツカヤと特定された。
アパートの差し押さえは、クリミア当局が、いわゆる「非友好的」な外国人や団体が所有する不動産を国有化した一環だった。

どうやらウクライナ戦争の決着はついたようだ。

追い詰められ、見捨てられたゼレンスキーが、バイデンに約束のカネを取りに行くぞと啖呵を切っている動画がXに出ている。