バイデンの気候変動特使ジョン・ケリーは、「地球外」の力が「地球を救う」ために人びとをダボス会議に連れてきたのだと、世界経済フォーラムで奇妙なスピーチをした。

 

バイデンの気候変動特使ジョン・ケリーは、「地球外」の力が「地球を救う」ために人びとをダボス会議に連れてきたのだと、世界経済フォーラムで奇妙なスピーチをした。

John Kerry says an 'extra terrestrial' force brought people to Davos to 'save the planet' in speech | Daily Mail Online

  • ジョン・ケリーは「私は、私たちは低炭素経済、無炭素経済に到達すると確信している ー われわれはそこに到達しようとしている。なぜならそうしなければならないからだ」といった。
  • 「私は、科学者が言った、危機の最悪の結末を回避するのに間に合うとは思ってていない」とも述べた。
  • 「皆さんは人類という種に何が起こっているのか見ている。地球上の種の半分がすでに死滅した」とケリーは付け加えた。

地球外生命体か”力”だかなんか知らないけど、「それに選ばれたものが私であり諸君だ」というケリー。

 

米国の気候変動特使ジョン・ケリーは、火曜日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、出席者のグループに対し、自分たちは計画を救うために「地球外」の力によって集められた「選ばれた人類」の一部であると語った。
気候変動担当大臣は、ジュネーブ世界経済フォーラムのボルゲ・ブレンデ会長に、「35年間で最高の空間を用意してくれた」と感謝することから始まった。
それからケリーは、気候変動の「最悪の結果」を避けるためには「時間がない」ことを出席者に警告する演説を始めた。 
「立ち止まって考えてみると、私たち選ばれた人間の集団が人生のある時点で触れた何かのおかげで、部屋に座って一緒になり、実際に地球を救うことについて話し合うことができるのは、かなり驚異的だ」と、ケリーは物思いにふけった。

『地球を救う』なんていうことを考えるのは、 ほとんど地球外生命体みたいだ。 そんなことを言うと、ほとんどの人が、あなたは気がふれた環境保護主義者で、左翼リベラルで、空想的考えの慈善家とかなんとかって思うだろう」

ケリーは「慈善事業:我々の地球を守るための触媒」と題されたWEFのセッションで演説し、「賢いと言われる大人の人間」がいまだに気候変動の科学、数学、物理学を無視していると非難した。

「私は、私たちは低炭素経済、無炭素経済に到達すると確信している。私たちはそこに向かっている。なぜならそうしなければならないからだ」

「科学者が言ったこと、つまり危機の最悪の結末を回避するために、私たちが間に合うとは思ってない。そして、その最悪の結果は、アフリカをはじめとする世界中の何百万人もの人々に影響を与えることになる。気候危機から世界で最も影響を受ける20カ国のうち、17カ国はアフリカにあるのだ」

ケリー氏は、気候の温暖化を1.5度未満に抑えるという目標について話した。そのための方法として、「私がここ数年で学んだこと、そして国務長官時代に学んだこと、さらにその後も学んできたこと、そしてそれを見事に補強したのが、お金、お金、お金、お金、お金、お金」だと述べた。そして「そうを言うのは残念だが」と。
国際エネルギー機関(IEA)によると、クリーンエネルギーへの投資は2030年までに現在の3倍以上の約4兆ドルが必要とされている。 

1.5度の目標は、2015年のパリ気候協定に端を発し、『産業革命前と比較して、地球温暖化を2度以下、できれば1.5度まで十分に抑える』ことを目標としている。

「種に何が起こっているかを見なさい。地球の種の半分がすでに殺された」とケリーは付け加えた。 
さらにケリーは、企業がゼロエミッションへの道を公言しながら、そこに至る計画を明らかにしないことが多いことにも苦言を呈した。  
「正直に言うと、世界中の多くの企業が、『2050年までにネットゼロにする』と言うことを選択しているのだ」と彼は言った。
「そして、あなたも私も、彼らがどうやってそこに到達するのか、手がかりがないことを知っている。そして、彼らのほとんどが、そこに到達するための軌道に乗っていない」。

ケリーは飛行機で飛び回り、平均的なアメリカ人の300倍の炭素を排出した。

 

共和党は、ケリーが気候変動に対する危機感を強調するために、排出ガスの多い飛行機で世界中を縦横無尽に飛び回ったことを嘲笑している。
ワシントン・フリー・ビーコンの分析によれば、ケリーは約15カ月間で18万マイル以上飛行し、950万ポンド以上の炭素を排出したという。これはアメリカ人の年間平均炭素排出量のおよそ300倍にあたる。
ケリーの事務所は、2019年にアイスランドで気候賞を受け取るために裕福な妻テレサ・ハインツ・ケリー氏のプライベートジェットを使用したことで叩かれた後、現在は商業用飛行機か軍用機で飛んでいると述べている。

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”「地球外」の力が「地球を救う」ためにみんなをダボス会議に連れてきた”  ──  この奇妙なケリーの言葉は何なのだろう?

 

これに触れたTweet

ダボス ウォッチ:米国の気候担当特使ジョン・ケリーは、WEF グローバリストは人生のある時点で救世主コンプレックスを抱く原因となった何かに触れられた「人類の選ばれたグループ」だと主張している。

彼はその経験を「地球外生物」と呼んでいる。