MBS:「梅毒」過去最悪のペースで流行...コロナ禍の非接触時代になぜ?

 

 

MBS:「梅毒」過去最悪のペースで流行...コロナ禍の非接触時代になぜ?

 

7月13日放送のMBSテレビ「よんちゃんTV」より。

 

大阪や全国で去年から2倍ペースで増えている「梅毒患者」。性行為での粘膜や皮膚の接触で感染するもので、症状はいったん納まりますが、長期間潜伏した状態が続き、放置すると脳や心臓に深刻な影響を及ぼすといいます。コロナ禍で人との接触が制限されている中、大阪では特に『20代の若い女性の患者』が増えているといいます。大阪公立大学大学院・城戸康年教授は「HIVより梅毒の方が感染力は強い。キスでもうつる可能性はある」として注意を呼び掛けています。

 

全国で見ると梅毒患者数は、今年7月3日までに5615人、前年同時期比で1.6倍のペース、年間患者数が1万人を超えるペースだ。そして大阪も前年同時期比で約2倍ペースで増えている。

年代・性別で見た梅毒患者の内訳だが、男性を見ると、大体どの年代も同じような割合だ。ただ女性に関して言うと20代が圧倒的に多い。また男性の患者数が女性の2倍以上というのもわかっている。そして大阪では若い女性患者が増加しているというデータもある。

今の状況では、不特定多数と付き合わなくても起こりうる可能性はある。

 

<---これだけ継続した拡大傾向があるということは、不特定多数の人とお付き合いをしていなかったとしても、そういうことが起こり得る可能性っていうのは今後あり得るということ?
「おっしゃる通りです。これが今は漏れてきて、一般の集団にも感染が広がってきた状態ですから、そうすると自分はそういうこと関係ないと思っていても感染するのが性感染症の一つの重要な特徴ですね」>

<「もちろんどのような生活を送っているかは様々なんですけれど、ごく一般的に考えれば、頻回の検査はそれほどリスクが高くない人はあまり意味がないと思いますので。例えば今おっしゃったように1年に1回の、性感染症ではHIVとか梅毒は保健所などで匿名で無料でも検査ができますので、そういうのを利用するというのは非常に良いことかなと思います」>

【解説】『梅毒は終わった病気ではない』世界的増加の背景に「HIV治療の進歩と関連性あり」専門家が語る実態(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

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この他にソースのThe Exposeはある医師の話として、VAIDSになった人が真っ先に罹るのは、

  • 梅毒
  • 肺結核
  • 真菌カンジタ

だと報じていた。

注)上記のMBSの番組ではワクチンと梅毒の流行との間の関係は一切論じられていないので、その点了解ください。