米国防総省は世界30ヶ国で計336ヶ所の生物学研究所をコントロール下に置いている。

 

国防総省は世界30ヶ国で計336ヶ所の生物学研究所をコントロール下に置いている。

人民網日本語版の記事要約

 

米国が資金援助してウクライナ国内で実施していた軍事生物計画が暴露されたことで、米国が世界中で繰り広げている生物軍事活動に世界の注目が集まっている。中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は3月8日、「米国防総省は『バイオセーフティ・リスク軽減のための協力』、『世界の公衆衛生の強化』などの名目で、世界30ヶ国で計336ヶ所の生物学研究所をコントロール下に置いている」と指摘した。世界中で生物実験を行っている米国は一体何をしようとしているのか? 米国が国際社会に説明すべき時が来た。

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米国フォートデトリック研究所(メリーランド州

ウクライナ米国大使館は生物学研究所に関する文書を削除した。

 

国際社会の疑念や懸念を前に、米国は逆に噛みついてきた。だが実際には、在ウクライナ米国大使館は2月25日、キエフオデッサなどに米国が設置した生物学研究所に関する文書を公式サイトから削除した。隠蔽を繰り返す米国は、一体どれだけ大きな秘密を隠しているのだろうか。

在韓米軍に6年で15回炭疽菌を送った。

米UPI通信社によると、2009年から2015年までに米軍が在韓米軍に計15回炭疽菌を送り、22人が曝露する事故も起きていた。韓国「統一新聞」の2020年の報道によると、在韓米軍は韓国に炭疽菌生物化学兵器研究所を4ヶ所設置し、炭疽菌実験を繰り返していた。昨年には韓国の民間団体が在韓米軍の生物化学研究所とフォート・デトリックを相手取り、2017年から2019年にかけて在韓米軍が猛毒と有害物質を繰り返し韓国内に搬入していたことを認めるよう裁判所に求める訴訟まで起こした。

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フォートデトリックは「MKウルトラ」の重要拠点でもあり、2019年にCDCにより閉鎖された。

米国の生物学研究所をめぐる疑惑は、米国の国内も覆っている。フォート・デトリックがその典型例だ。フォート・デトリックは中国侵略日本軍731部隊と切っても切れない複雑な関係にあり、かつては米中央情報局(CIA)の精神コントロール計画「MKウルトラ」の重要拠点でもあり、これまでバイオセーフティ事故を繰り返してきた。2019年7月、米疾病予防管理センター(CDC)は同研究所の閉鎖を命じた。その後、フォート・デトリックの近くで新型コロナウイルス感染症に似た呼吸器系疾患が突然発生したが、その本当の病因や具体的症例はいまだに公表されていない。

アメリカは生物兵器禁止条約の検証議定書交渉を妨害してきた唯一の国。

 

米国は20年以上にわたって、生物兵器禁止条約(BWC)の検証議定書交渉を妨害してきた唯一の国であり、世界で生物軍事化活動が最も多く、最も不透明な国だ。米国の336ヶ所の生物学研究所では、一体どんなウイルスが保管され、どんな研究が行われてきたのか? 米国の「透明性」を示す第一歩として、米国内外での生物軍事化活動について全面的かつ明確な説明を行うとともに、国際的な査察を受け入れるべきである。

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ビデオ:調査ドキュメンタリー「ペンタゴン・生物研究所」

 

Pentagon Biolaboratories - Investigative Documentary

www.youtube.com

 

出典

 

米国は生物学研究所について国際社会に説明すべき--人民網日本語版--人民日報 (people.com.cn)