アメリカ、ウクライナ他30の国々にアメリカの生物化学兵器研究所があることを認める。

アメリカはウクライナ他30の国々にアメリカの生物化学兵器研究所があることを認めた。

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先週アメリカは、ウクライナアメリカの生物化学兵器研究所があるというニュースは嘘であるといっていたが、シラを切れなくなった。

先週、ウクライナの生物学的実験室と試験場が米国と結びついているという報道がなされたが、2月の速報は、これらの報道は虚偽であり、ロシアの情報攪乱であると主張した。

しかし6日、ロシアのニュースサイトであるASBニュースは、ロシアがロシア国境近くのウクライナで生物学的実験を行っていることを示すと主張する文書を公開した。

速報:ロシアは、炭疽菌やペストなどのロシア国境近くで生物兵器に取り組んでおり、国防総省がそれらを破壊するように指示したことを示す文書を公開する。これは国連の生物兵器禁止第1条に違反している。 —これらは米国が資金提供するラボである。

この文書ではまた、ラボに保管されていたとされる生物学的薬剤リストを発表したサルモネラ菌大腸菌だけでなく、炭疽菌とペストがあった。

中国報道官も正式発言。

 

8日には、中国の報道官がウクライナ他30か国にアメリカの生物兵器研究所があると発言した。

アメリカは、ウクライナだけでも26の研究所を含む、30か国に336の研究所をもっている。それは、国内外における生物学的軍事活動の完全な説明がなされるべきであり、多国間検証の対象とすべきである。

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ロシア外務省情報報道局長「アメリカさん、あなたの生物兵器を発見しましたよ!」

 

ロシア連邦外務省情報報道局長マリア・ウラジミロヴナ・ザハロワは、8日アメリカに対し、「あなたの生物兵器を発見した!」と発言した。

"ビクトリア-ヌーランド国務副長官によって行われた発言は、疑いもなく、今回はワシントンが沈黙できないということだ。彼らの試みは、一方で人々を殺しながら、世界中の生物化学兵器を見つけることだ。私たちはあなた方自身の製品を発見した。我々はあなた方の生物学的物質を発見した。結局のところ、それはすべてウクライナで起きていたことだ」とロシア国営メディアRTは報じている。

ロシアは今、米国にウクライナのバイオ研究所について説明するよう要求している。ロシアは、米国が1972年の生物兵器禁止条約に違反しそれを隠蔽してきたと非難している。

英国ロシア大使館tweet

最近発見された文書によると、生物兵器の部品はロシアのすぐ近くにある米国国防省からの資金提供を受けて、 ウクライナの研究所でつくられた。

 

一方で、ロシアは既にこれらのラボを破壊したという報道もある。

ヌーランドが渋々認めた。

 

逃げられなくなったアメリカは9日、米国国務次官ビクトリア・ヌーランドが、マルコ・ルビオ上院議員にこう発言した。「ウクライナには生物学的研究施設があり、ロシア軍が支配権を得ようとするのではないかと懸念しています」。

アメリカは生物化学研究施設がロシアの手に落ちないようにウクライナと協働している ── ヌーランド。

ヌーランドは「生物化学『兵器』」とはいっていなくて、生物学的攻撃があった場合、それはロシアであると100%確信しているいった。
これに対して、有名な調査ジャーナリストのグリーンウォルドがこうつぶやいた。これは笑ってしまう。

(マルコ)ルビオ議員によるすばらしいお掃除:彼は、予期していなかったヌーランドの奇妙な告白を中断し、それでは生物学的攻撃がある場合はそれはロシアでなければならないですね?と即座にヌーランドに言葉を向けた。

なぜ彼女は、ロシアがそのような良性の「生物学的研究施設」を占領するのではないかと心配しているのでだろうか。

 

Undersecretary of State for Political Affairs Testifies on Ukraine | C-SPAN.org

ウクライナの米国大使館は、ウェブサイトからすべてのウクライナ生物兵器ラボ文書を削除した。しかしこのご時世、それらはすべてアーカイブされている。

これらのラボは、アンソニー・ファウチのエコヘルス・アライアンスから継続的に協力を受けている。別の報道ではロシアは、これらのラボを確保・破壊し、証拠を収集したといわれている。

 

困り果てたブリンケン国務長官は、ポーランドアメリカがウクライナに寄贈できるよう戦闘機を解放するという申し入れを断った。

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9日、ポーランドは、ウクライナに譲渡するMiG-29の全機材28機を「直ちに無償で」米国に解放すると発表した。譲渡はドイツのラムシュタイン空軍基地で行われる予定だといった。

ポーランドのこの発表の直後、ヴィクトリア・ヌーランド米国務次官は上院の委員会で、ポーランドの発表は米国を完全に驚かせたと語った。
どうやったらNATOの同盟国である2つの国がこれほどまでに断絶し、音信不通になることがあるのだろうか。簡単なことだ。アントニー・ブリンケンは、ウクライナの武器不足の責任をポーランドに転嫁しようとし、ポーランドはそのはったりをかわしたということだ。

参考記事:「ポーランド政府はブリンケンを嘘つきと呼んだ

 

米国の空軍基地で飛行機を米国に移すことで、ポーランドは取引の手を洗うことができる。米国がウクライナに飛行機を引き渡し、発射台としてドイツのラムシュタインを提供するならば、アメリカはロシアと戦わなければいけなくなる。

言い換えれば、ポーランドは米国に恥をかかせ、ブリンケンをうそつきとして暴露したのだ。

ブリンケンは国務長官としての能力を疑われている。

サウジアラビアUAEは石油を要請したバイデンとの電話会談を拒否した。

 

米国は高騰する原油価格の抑制に取り組んでいるが、サウジとUAEの首脳は、バイデンとの電話会談を拒否した。(中略)

サウジとUAEの両皇太子は先週、バイデン氏との会談を拒否した後、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話で会談した。その後、ウクライナの大統領とも会談した。サウジ当局者によれば、米国はサウジのムハンマド皇太子にウクライナ紛争の仲介を求めている。ムハンマド皇太子は仲介に乗り出す意向を示した。

 ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は今週、サウジのムハンマド皇太子と原油について近く話し合う予定はなく、バイデン氏がサウジに訪れる予定もないと述べていた。サウジとUAEの首脳、バイデン氏との電話会談を拒否 - WSJ

 

サウジアラビアは今国家の生き残りに必死だ。そのサウジがアメリカの電話会談自体を拒否したというのは今の世界の変動を象徴する出来事だ。仲介に乗り出せば、イスラエルベネット首相と同じ立場に立つことになる。アメリカの一極構造が崩れた。

 

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出典

www.thegatewaypundit.com