- ウクライナは科学者に命じて、国連条約違反である生物兵器研究所の致死性の病原菌を破壊させた。
- 大統領令KO64/2022
- 米国が資金提供する生物兵器研究所
- 在ウクライナ米国大使館がこれらの生物兵器研究所に関する文書を削除した。
ウクライナは科学者に命じて、国連条約違反である生物兵器研究所の致死性の病原菌を破壊させた。
ロシア国防省は、ウクライナがロシア国境近くの米国が資金を提供する研究所のペスト菌、炭疽菌、および他の致死性の病原体のサンプルを破壊するよう科学者に命じたといったと昨日RT(旧ロシアトゥデイ)が報じた。
「ウクライナの生物研究所の職員から、ペスト、炭疽菌、野兎病、コレラなどの特に危険な病原体を2月24日に緊急廃棄した文書を受け取った」と同省の声明には書かれている。
ロシア国営通信社RIA Novostiはテレグラムチャンネルで、ウクライナ保健省からの病原菌の廃棄命令、問題の病原菌のリストなどを含む同省発行の文書の画像を掲載した。 画像にはコメントが添えられていた。
「ロシア国防省は、米国国防総省に資金提供されていたウクライナで実施されていた軍事生物計画の痕跡をキエフ体制が緊急除染した事実が明らかになったと発表した。ウクライナの生物学研究所の職員が、2月24日に行ったペストと炭疽菌という特に危険な病原体の破壊に関する文書を提供した。」
「ロシア連邦国防省は、ポルタヴァとハルキフの生物学研究所における病原体の破壊と破壊行為に関するウクライナ保健省の指示書を公表した 。」
「ロシア国防省: 米国ペンタゴン(国防省)は、ウクライナ領内での秘密の生物学的実験の実施を公開することに重大な懸念を抱いている。」
「受け取った文書は、ロシア領土のすぐ近くにあるウクライナの生物研究所で、生物兵器成分の開発が行われたことを確認するものである。」
「米国とウクライナによる細菌(生物)兵器及び毒素兵器の禁止に関する国連条約第1条違反の事実の開示を防ぐため、ウクライナ保健省はすべての生物学研究所に危険な病原体の貯蔵ストックを緊急に排除するよう指示を送った。」
「近いうちに、ロシア連邦国防省は、受け取った文書の分析結果を提示する意向である。」
RIA Novostiが共有した文書画像はロシア語だが、あるツイッターユーザーがカバーレターの翻訳を投稿し、別のツイッターユーザーがYandexを使って、残りのページを翻訳している。
— OAB (@Leo_Iratus) 2022年3月6日
https://t.co/zBTrPmqlLm pic.twitter.com/GJ73LLU3He
— Dean Bridges 🏴 (@AnologCrypto) 2022年3月6日
大統領令KO64/2022
2月24日、ゼレンスキー大統領は"ロシア連邦のウクライナに対する軍事的侵略のため"、同日遅くからウクライナに戒厳令を敷くという法令に署名した。
戒厳令を敷くには、ウクライナの "防衛、治安、国益 "を確保するために必要な手段や権力と見なされる必要がある。
この法令は、市民の憲法上の権利と自由、法人の権利と正当な利益を制限する権限を政権に与える。
米国が資金提供する生物兵器研究所
ロシアは長年、米国やNATOと対立しており、ロシアは米国とウクライナが国境近くで生物兵器を開発していることを何度も非難してきた。
プーチン大統領の最高安全保障顧問であるニコライ・パトルシェフは、2021年のコメルサント紙とのインタビューで、米国がロシアと中国の国境沿いで生物兵器を開発していると信じるに足る理由をモスクワは持っていると述べた。
在ウクライナ米国大使館がこれらの生物兵器研究所に関する文書を削除した。
こういうのを使った研究も。
ブルガリア人ジャーナリストで中東特派員のディリアナ・ガイタンジエヴァは、2月26日に、在ウクライナ米国大使館が、米国が資金提供したバイオラボに関する文書をウェブサイトから削除したとツイートしている。
ウクライナの米国大使館は、ペンタゴンが資金提供するウクライナの11の生物兵器研究に関するすべての文書をウェブサイトから削除した。私はこれらすべての文書をここと以下のスレッドで公開した。
The US Embassy in #Ukraine has just deleted from its website all documents about 11 Pentagon-funded biolaboratories in Ukraine. I have published all these documents (now deleted by the Embassy) here https://t.co/Odc0ermmZe and in the thread below pic.twitter.com/benFmDwguI
— Dilyana Gaytandzhieva (@dgaytandzhieva) 2022年2月26日
ガイタンジエヴァは2018年、「ペンタゴンの生物兵器」と題した記事に載せる画像を撮影した。 この記事で彼女は、国防総省国防脅威削減局(「DTRA」)がロシアと国境を接するウクライナに資金を提供した11の生物兵器研究所の詳細を示す画像を埋め込んだ。 上記のツイートの続きで、彼女はこれらの画像をコメント付きで投稿した。
「これらは米国大使館があなたに見せたくない文書です。」
彼女のツイッターのスレッドは続く。
「しかし、彼らは、ペンタゴンがキエフとオデッサの2つの新しいバイオラボに資金提供していることを示す米国連邦契約登録からこの文書を削除するのを忘れている。」[ここ]。
「在ウクライナ米国大使館が、国防総省が資金提供した国内のバイオラボに関するデータを慌ててウェブサイトからすべて削除した理由は、このUSAトゥデイの記事にある。
Fact check: Claim of 'US biolabs' in Ukraine is disinformation
この記事は、ウクライナに米国のバイオラボは存在しないと主張している。」
出典
The Expose: Is Ukraine Destroying Evidence of US-Funded Bioweapons Program?
BY RHODA WILSON ON MARCH 7, 2022
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