ヴァーノン・コールマン「コロナとワクチン 歴史上最大の嘘と詐欺 3 」

「コロナとワクチン 歴史上最大の嘘と詐欺 3 」

f:id:tantotempo:20220124133620j:plain

イギリスの元医師で作家のヴァーノン・コールマンのこのシリーズは、日本でも結構読まれているようだ。このシリーズ三作目にはちょっと気になる情報が掲載されていた。

 

ヒドロキシクロロキン

ヒドロキシクロロキンに関しては、WHOやイギリス政府は臨床試験をやりたがらなかった。フランス政府は突然、これを毒物に相当すると分類した。有名な医学雑誌のランセットが「この薬は心臓病や死を招くようなひどい副作用を引き起こす可能性がある」という研究結果を掲載したため、各国が予定していた臨床試験は直ちに中止となった。しかしすぐに世界中の医師たちがランセットにこの研究結果を「目に余る欠陥があり、役に立たず、危険」と抗議したため、ランセットは論文を撤回し謝罪する代わりに研究者を非難した。ヒドロキシクロロキンは他の研究によるとCOVID-19未感染者の感染リスクを80%削減する。

気候変動はでたらめ

 

気候変動論はでたらめな科学だ。この申し子はチャールズ皇太子、デビッド・アッテンボロー(テレビ司会者)とグレタ・トゥンベリの三人だ。著者は「気候変動が人類の絶滅や文明の崩壊をもたらすと主張する信頼できる科学者を一人も見つけられなかった」と書いている(62頁)。再生可能エネルギーを謳う人々は、我々に石油を使うことを止めさせたいのだ。バイオマスを含み再生可能エネルギーで得られるものは、エネルギーの約5%しかない。コアラの命を脅かしているのはバイオ燃料作物(トウモロコシ等)のための土地開発による生息地の破壊だ。もし温暖化しているのだとしても、その温暖化が人間のせいであるという科学的な証拠はない。

IGファルベンという恐ろしい会社

ドイツのIGファルベンのカルテルは1925年に結成された。化学、医薬品、石油化学などの主要産業で世界市場を掌握するのが目的だった。これが第二次世界大戦EUに直結している(これはどういうことなのか、ご自分でお調べになってみると面白いかもしれない)
アウシュビッツ強制収容所はこのカルテルの巨大工場に奴隷労働者を供給した。また、ドイツ中の強制収容所で囚人を殺害するためのガスを供給し、巨額の利益を得た。IGファルベンは第二次世界大戦後、4つの会社に分割された。そのうちの一つがバイエル社だ。(2018年、バイエルはモンサントを630億ドルで買収したが、発がん性の除草剤「ラウンドアップ」に関するクレーム解決に109億ドル払った。)全資産は新会社に移されたが、その新会社はすべてIGファルベンの幹部(つまり戦犯)によって管理・運営されていた。バイエルはナチス党員のフリッツ・テル・シーアの80歳の誕生日に200万ドイツマルクの寄付金で財団を設立した。シーア氏はIGファルベンのアウシュビッツ建設を監督した男で、1948年戦犯で有罪になって7年の禁固刑になった。しかし1950年に釈放されすぐにバイエルの取締役に就任した。

CEPI ── 日本政府と武田薬品工業が参加している。

f:id:tantotempo:20220124133402j:plain

クリストフ・ウェバー

CEPI(感染症流行対策イノベーション連合 )は、ノルウェーと日本政府、ウェルカム・トラスト財団、世界経済フォーラム(WEF)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が2017年にダボスで立ち上げた。独英豪からは多額の税金が投入されている。理事会には武田薬品工業(現在のCEOは元GSKのクリストフ・ウェバー)のワクチン事業部の社員がおり、科学諮問委員会にはファイザー社の社員がいる。CEPIはGSK、インペリアル・カレッジ(あの悪名高き英国政府のコロナ諮問委員のニール・ファーガソン教授の学校だ)と提携している。

ヴァーノン・コールマン氏のサイト

 

未だに手術室の外でマスクをしてソーシャルディスタンスを維持している医師は、皆、己を恥じるべきだ。他の大多数の人々と同様に、医師らもバカにされているのだから、医師としてのプライドが少しでも残っているのであれば、顔を真っ赤にして自分の騙されやすさを恥じ、いかに容易に邪悪な陰謀の片棒を担がされ、愚か者に見られたかを恥じ入るといい。<2020年7月12日の記事より>

(コールマンのこのシリーズは5巻までが予定されているらしい。上記の引用は日付的に第4巻に収録されると思われる。)

f:id:tantotempo:20220326180854p:plain

www.vernoncoleman.com