イギリスとチェコスロバキアが相次ぎワクチン強制法等を廃止。スターバックスも方針転換。

 

大きく変わる世界の流れ。

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イギリス、ワクチン接種の義務、ワクチンパスポート、マスクの強制着用等を廃止。

 

[ロンドン 19日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は、オミクロン変異株の急拡大を抑制するためにイングランドで導入した新型コロナウイルスの規制強化策を終了すると発表した。新型コロナ感染者数がピークを過ぎたとして、新型コロナとの共生を模索している。

UKは18日に、ワクチン接種の義務化、マスク着用強制、ワクチンパスの義務化を廃止し、在宅勤務推奨も終了させた。

英、コロナ規制強化策を撤廃へ 感染ピークアウトで共生路線 | ロイター

「社会の分断の深化を回避する」── チェコ共和国政府。

 

同日、チェコ共和国もこれまでの政策を大きく変更した。

昨年11月に誕生し、12月には非常事態宣言を終了させたたチェコ共和国の新政府は、60歳以上の主要な労働者に対してCovidワクチンを義務付ける法令を廃止し、同国の保健相は前政権の計画を「最初からナンセンス」と表現した。

3月に高齢者、医療従事者、警察官、消防士に対して発効するはずだったこの命令は、毎日のCovid事件が国内で過去最高を記録したため、ペトル・フィアラ首相の新しい中道右派政権によって却下された。

「強制予防接種の理由は見当たらない。我々は分裂を深めたくない」とフィアラ氏は水曜日の記者会見で述べた。

アメリカではスターバックスが従業員へのワクチン接種要求を撤回

 

スターバックスはもはやアメリカの従業員にCOVID-19の予防接種を要求せず、今月初めに発表した彼らの政策を転換した。

火曜日に従業員に送られたメモの中で、このシアトルのコーヒー大手は、米国最高裁判所による先週の判決に応じると述べた。
先日、連邦裁判所は6-3票で、100人以上の労働者を持つ企業でワクチンまたは定期的なCOVID検査を要求するバイデン政権の計画を却下した。

「我々は裁判所の判決を尊重し従う」とスターバックス最高執行責任者ジョン・カルバーはメモに書いた。

1月3日、スターバックスはすべての従業員に2月9日までに予防接種を受けるか、毎週のCOVID検査要件に直面することを要求すると述べていた。当時、カルバーはこれを「あなたを健康に保ち、可能な限り安全な職場環境を作り出すためにできることは何でもする」というスターバックスのリーダーシップの責任だと述べていた。

スタバだけでなく、大企業は軒並みワクチン接種要求を取り下げている。

 

どんな企業も連邦裁判所の判決に従わないわけにはいかない。

今後、ワクチン接種を推進した企業、団体、個人に対する刑事訴訟と損害賠償訴訟が山ほどおきると予測されている。

Starbucks nixes vaccine mandate after Supreme Court ruling | KOMO

参考データ

 

米国ワクチン有害事象データベース(VAERS)システムの最新データ。(2022年1月14日付け)

2020年12月からのこの2年間でのワクチンの死傷者数が100万人を超えた。
(VAERSに登録されているのは実際の数の1%といわれている。)

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