主流メディアの敗北宣言 ── WSJ編集長「ちょっと前までは、われわれが報道することが『事実』だったのに」

 

主流メディアの敗北宣言  ──  WSJ編集長「ちょっと前までは、われわれが報道することが『事実』だったのに」

出典:ZeroHedge

WSJ編集長、ダボスのエリートたちに「我々はもはやニュースを所有していない」と認める

インターネットと(縮小しつつある)報道の自由のおかげで、レガシーメディアはもはや情報やナラティブを独占することはできない。

好例として、ダボス会議での「真実の擁護」と題されたディスカッションで、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のエマ・タッカー編集長は、「事実」に対するコントロールの喪失を嘆いた。

「ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルのようなレガシー・ブランドには、非常に特殊な課題があると思う」とタッカーはいい、こう付け加えた。

「ちょっと前までは私たちがニュース所有していた。私たちは門番であり、事実もまた私たちのものだった」

「ウォール・ストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズに書いてあれば、それが事実だった」
「今では、人々はニュースのためにいろいろな情報源に行くことができるし、私たちが言っていることについてもっと疑問を持つようになっている」

国民は事実を正しく知るべきではない

 

欧州委員会のヴィエラ・ヨーロヴァ副委員長も同じ議論の中で、「偽情報」の台頭を「安全保障上の脅威」と呼び、「ロシアが情報戦争を始めることは彼らの軍事ドクトリンの一部であり、我々は今その中にいる」と示唆した。

「情報操作は非常に強力なツールだ。EUでは、国民が事実を正しく得てしまうシステムの改善に注力している」

 

 

YouTubeやMetaを締め付ける(でも、もう手遅れ)

 

今週の初めに、ヨーロヴァはダボス会議でYouTubeやMetaなどのトップと会い、彼らが「ルールに従って行動する」ことを確認し、彼女の上司であるウルズラ・フォン・デア・ライエンは、デジタル時代のすべての情報の流れに対する包括的なグローバリストのコントロールを呼びかけた。

世界の民衆が認識しているより早く、主流メディアの(すなわち彼らのオーナーであるカバールの)終わる時が到来していた。