WaPo、「ダリヤ・ドゥギナ爆殺の後ろにCIAがいる」

WaPo、「ダリヤ・ドゥギナ爆殺の後ろにCIAがいる」

 

これまでは、2014年とそれ以降、西側諸国がロシアを不安定化させるための秘密作戦を長年にわたって支援してきたというプーチンの非難をあえて書く識者は、「親クレムリンの宣伝者」として中傷されてきた。
しかし今、ワシントンD.C.エスタブリッシュメントの一流紙であるワシントンポスト(WaPo)は、CIAがロシア国内での秘密作戦を積極的に実行していることを公然と認めた。その中にはジャーナリストで地政学評論家のアレクサナー・ドゥギャンの娘であるダリヤ・ドゥギナの殺害も含まれている。

佐藤優氏によると、欧米メディアは勘違いしているが、ジャーナリストのダリヤは若手論客として知られ、父親のアレクサンドルよりも力があったイデオローグだった。

参考書籍:「ウクライナ戦争の噓

CIAはウクライナ保安庁部隊と軍事諜報機関を支援してきた

アメリカ諜報機関高官は、CIAが今日までウクライナ、特に首都キエフで重要な存在感を持っているとポスト紙に語っただけでなく、CIAはキエフに高度な監視システムを提供し、「第五総局」と呼ばれる新しいSBU(ウクライナ保安庁)部隊の結成さえも導いた、といった。また、ウクライナのGUR(軍事情報機関)も重要な支援を受けている。 「GURは私たちの小さな赤ちゃんだった。私たちは彼らにすべての新しい機器と訓練を与えた」と元米国諜報当局者はポストに語った。

2014年のマイダン・クーデター以降、ウクライナがアメリカの代理機関となったという意見は、しばしば「ロシアの情報操作」として否定される。
ウクライナの軍事情報機関GURは「我々の小さな赤ちゃんだった」と自慢する元米情報当局者を紹介しよう。

SBUとGURは、ダリヤの暗殺意外にもロシア人、ウクライナ人などの暗殺を実行

WaPoは、ダリヤ・ドゥギナが車の爆殺事件はSBUによるものだと指定した。
WaPoはまた、SBUとGURが昨年ロシアのウクライナ侵攻から今日までの20カ月の間に、ロシアが占領したウクライナ領土で仕事をしていたロシア側役人、ロシアに協力したウクライナ人、ウクライナ侵攻を支持するロシア人などを狙った数十件の暗殺作戦を遂行したと報じた。