ヨーロッパは「アメリカの追随者」になるという圧力に抵抗しなければならない、とマクロンは語る。

”ヨーロッパは「アメリカの追随者」になるという圧力に抵抗しなければならない”とマクロンは語る。



COTAM UNITÉ(フランスのエアフォースワン)に搭乗して、「ヨーロッパは米国への依存を減らし、台湾をめぐる中国と米国の対立に引きずり込まれないようにしなければならない」とマクロン大統領は3日間の中国への公式訪問から戻る飛行機の中でのインタビューで述べた。

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アメリカ帝国/ロックフェラーとの訣別

ヨーロッパが直面する「大きなリスク」は、「私たちのものではない危機に巻き込まれることだ」とフランス大統領はインタビューで語った。


この記事の中で、最も注目に値するのは、ヨーロッパが「米ドルの治外法権」への依存を減らす必要があるというマクロンの提案だろう。

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「2つの超大国間の緊張が熱くなると...戦略的自治に資金を提供する時間も資源もなく、私たちは家臣になるだろう」と彼はいった。

ロシア、中国、イラン、その他の国々は、近年、支配的なドル建てのグローバル金融システムへのアクセスを拒否することで、米国の制裁に見舞われている。ヨーロッパの一部は、ワシントンによるドルの「兵器化」について不満を述べており、ヨーロッパ企業はビジネスをあきらめ、第三国との関係を断ち切るか、壊滅的な二次制裁に直面することを余儀なくされている。

マクロンは、胸に「フレンチテック」という言葉が描かれたパーカーを着てA330航空機の個室に座っている間、ヨーロッパの「戦略的自律性に関するイデオロギーの戦いにすでに勝った」と主張した。

 

マクロンに同行した(マクロンのお目付役の)欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、マクロンほど従順ではなかったし、中国に冷遇された。しかし、デア・ライエンも台湾の危機をつくらないことについては同意した。


これはまた、ウクライナの敗北も意味するものだ。

マクロンは帰国してからどうなるか知らないけど…。