ロシア軍、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクを完全に占領

 

ロシア軍、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクを完全に占領

マウリポリに続いてゼベロドネツク

 

ロイターは下記のように報道した。

ロシア軍は25日、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクを完全に占領した。ロシアとウクライナ双方が確認した。
セベロドネツクのストリュク市長は「今やロシアの完全な占領下にある」と認めた。セベロドネツクの陥落は、南東部の港湾都市マリウポリの先月の占領以降、ロシアにとって最大の勝利となる。

記事中のゼレンスキーの発言はつまり「これまで失った都市は取り返せない。戦争は勝利できない」ということだ。

ゼレンスキー大統領は、セベロドネツクなどこれまでに失った都市を取り戻すと演説。同時に「(戦争が)いつまで続くのか、勝利が見えてくるまでにあとどれだけの犠牲を払わねばならないのか分からない」と述べた。

EUリトアニアによるカリーニングラード封鎖を見直しを表明し、ロシアはマウリポリに続いてセベロドネツクも占領した。

この”紛争”は予想通りロシアの勝利へと動いている。

 

田中宇氏のおもしろい見方

 

国際情勢解説者、田中宇氏がブログの「プーチンの偽悪戦略に乗せられた人類」という記事で面白い見方を示した。

2月24日のロシアのウクライナ侵攻は、ロシアが嵌められたという論調が多い中、そうではなく、嵌められたのは欧米諸国ではないかというものだ。
軍事だけでなく封鎖された経済においても、ここまでのロシアの見事な対応を見ているとそうかもしれない。欧米の1枚上手を行っている。

 

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