どうするんだトランプ?? アメリカ連邦政府の負債>(中国+インド+日本+ドイツ)のGDP

どうするんだトランプ?? アメリカ連邦政府の負債>(中国+インド+日本+ドイツ)のGDP

アジアから手ぶらで帰ったトランプ

 

10月の財務省のデータによると、米国は現在、総額38兆ドル(約5700兆円;連邦政府のみで州政府分は含まず)を超える国家債務を抱えている。これは史上最高の水準だ。実際、この額は中国、インド、日本、ドイツ、英国の年間生産額を合わせたものを上回る。債務さらに加速しており、最新の1兆ドルは8月から10月までのわずか2ヶ月で追加された。これにより、米国市民1人当たり11万ドル(約1650万円)以上の負担となり、債務を維持する唯一残された解決策は、他の全員を貧しくすることだ。

Here’s How the Critical USA Debt Problem Will Be Fixed at Your Expense

「債務を維持する唯一残された解決策は、他の全員を貧しくすることだ」とは、米国政府が巨額の国家債務を「維持・返済」するために、インフレ(物価上昇)を意図的に引き起こして、国民全体の実質的な購買力を下げる(=貧しくする)ことで、債務の実質的な負担を軽減するということだ。これはナンセンスだ。アメリカは実質的に破産しているからだ。

トランプはアジアから手ぶらで帰った。どのくにからも借金をすることができなかった。習近平は、アメリカの産業を破壊してしまうレアアースの輸出を凍結する期限を1年延期した。また、米国産大豆やその他の農産物の購入を申し出た。だが、それだけだった。

トランプは米国に帰国した後、核の脅威を発信し始め、中国、ベネズエラ、ナイジェリア、ロシアなどとの戦争を脅迫し始めた。しかし、彼の戯言はプロパガンダに過ぎない。

ロシア、ブレヴェストニク原子力巡航ミサイルのテスト飛行に成功


ロシアは射程無制限の「ブレヴェストニク」原子力巡航ミサイルの15時間の飛行テストに成功した。ブレヴェストニクは無限の射程を持ち、核弾頭を搭載することが可能である。ミサイル防衛システムを突破する能力を備える 極超音速兵器 としての特性も持つ。現在のアメリカの技術では、事実上、回避は不可能だ。

MAGAから離れていく民衆

いまやトランプはThe Deep Stateと組んでいる。イスラエルべったりな上に、エプスタイン島の常連だったこともバレたトランプに失望し、国内ではMAGA支持者が大量に減っている。
日米欧州のマスメディアが報道しないだけで、アメリカは既に破産している。今回も金策ができなかった。トランプに残された時間はもうない。

問題は、私たちの多くがMAGAを去ったことではない。
問題は、トランプがMIGA(Make Israel Great Again:イスラエルを再び偉大に)であることだ。

グラフ:アメリカのイスラエルに対する軍事援助。