マクレガー氏:イスラエルは滅亡の危機にあり、世界を道連れにするだろう

 

マクレガー氏:イスラエルは滅亡の危機にあり、世界を道連れにするだろう

イスラム世界の1000年ぶりの大団結

 

最近、日本の著名人もその発言を引用するようになった、元米国国防長官上級顧問のダグラス・マクレガーは、YouTubeでこう語った。

 

  1. イスラエルはイスラム世界全体を挑発した。
  2. アメリカ政府はイスラエルをコントロールするために署名した。
  3. 米国は、全世界のイスラム教徒を敵に回す立場に置かれた。
  4. イスラエルはイスラム教徒の対立する宗派(スンニ派とシーア派のこと)の連帯を作り出してしまった。
  5. イスラム教徒はロボット工学、テクノロジー、医学などで十分な教育を受けている。
  6. トルコ人は最後まで戦うよう教育されている。
  7. イスラエルがやっているのは、自殺行為だ。
  8. アメリカはそのイスラエルの自殺を助けている。
  9. パキスタンはトルコを助けるだろう。
  10. アメリカはイスラエルを救うことに成功しないだろう。
  11. イスラム教徒は繁殖によって国々を征服している。
  12. イスラムは外的な脅威ではない。内的な脅威だ。
  13. 国民はロシアをソ連と勘違いしている。区別できてない。
  14. 米国は無知で傲慢であり、他国の文化に対する敬意を欠いている。

そのマクレガーのXでの最近の発言

アメリカが仕切るネタニエフ政権を救うために、アメリカがイランと戦うという世界大戦の危機

 

マクレガーのXでの最近の発言を追ってみよう。

マクレガーは先月24日、タッカー・カールソンとのインタビューでこう語った。

<イランとの戦争の危機>
われわれはイランとの戦争に向かいつつある。選択された行先は世界最終戦争だ。

そして、イスラエルはバイデン政権の傀儡化していると懸念を述べる。

どうやらアンソニー・ブリンケンは現在、イスラエルの内閣と国防評議会のメンバーだ。これは控えめに言っても異例だ。
多くの人々が、イスラエルで起きていることのすべてをアメリカが仕切っていると言っている。
実際のところ、イスラエルの指導者たちが、アメリカがこのエリアに持ち込むすべてのものの責任者なのかどうか、私は疑問に思っている。

シーア派とスンニ派、モロッコからインドネシアまでの大同団結

 

そのイスラエルとアメリカに対し、彼はシーア派(主力国はイラン)とスンニ派(主力国はトルコ)が1000年ぶりに大団結したという。

1000年ぶりにシーア派とスンニ派が、イスラエルを止めるという一つの目的で団結している。
バイデンはこれに反応する代わりに、いつものように事態を悪化させている。
ネタニヤフはバイデンの協力に大きく賭けており、イスラエルはアメリカの軍事力があれば勝利できると信じている。

これは大きな間違いだ。

また彼は、インドネシアからモロッコまでのイスラム世界が軍事同盟へとまとまるという。

イスラエルがハマス壊滅に関心を持つのは理解できるし、正当なことだ。 
しかし、現在の計画はイスラム世界から大きな反発を招くと思う。
インドネシアからモロッコに至るまで、かなり多くの人々が非常に動揺しており、われわれはこの地域の対イスラエル戦線が、イスラエルに対抗する真の軍事同盟へとまとまるのを見ることになると思う。
われわれはイスラエルをイスラエル自身から守る必要がある。
問題は、イスラエル政府に対して「ガザに行って計画を実行することはできない」と断言する権限と強さを持った大統領が必要だということだ。

トルコが宿敵イランと組む

 

米国が紛争を激化させるにつれてトルコはその中立的な立場を、維持できなくなってきた。エルドアンはイランと協力する道を選んだようだ。

トルコのエルドアン大統領は、イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外務大臣を大統領官邸に迎えた。

 

イスラエルの今回の動きは、国民から猛反発を受けているネタニエフによるものだ。パレスチナ人もイスラエル人も平和に共存することを望んでいる。それがマクレガーの「イスラエルをイスラエル自身から守る」という言葉になっていると思われる。

「俺たちは滅ぶかもしれない。だがお前たちも生かしてはおかない」という、ウクライナでも失敗したカバールがあがく。