フランス大統領夫人ブリジット・マクロン、秘密裏に性別適合手術を受けたと非難され敗訴

マクロンの年金改悪政策で連日大規模な抗議運動が全国で起きているフランスだが、その一方でマクロン大統領にとって大打撃となる裁判所判決が下された。

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マクロンの年金の受給年齢を62歳から64歳に引き上げる改革案に反対するフランスのデモ。年金だけではない。コロナ、ワクチン、ウクライナ、物価高、石油不足、電力不足 ── 積もり積もった怒りが爆発した。
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フランス大統領夫人が性別適合手術を受けたと主張する2人の女性に対する訴訟で、大統領夫人であるブリジット・マクロンが負けた。この訴訟は審理を経ずに破棄された。告発した女性のYouTubeチャンネルの1つで放映された動画では、ブリジットが18歳の時に手術を受けたと主張されている。

一方、ブリジットは、この映像が彼女のプライバシーを侵害し、肖像権を侵害していると主張し、損害賠償を求めていた。
裁判所は、ブリジット・マクロンがプライバシーと肖像権の侵害のために発行した告訴状を、「彼女が非難した事実は名誉毀損の資格があるはずだ」と判断し、無効であると宣言した。

「最高の弁護士を伴ったフランスのファーストレディーが、彼女の苦情をプライバシーの侵害ではなく名誉毀損だと申告しなかったという誤りを犯したとは想像しがたい。彼女ができるだけ早く訴訟を取り下げ、それ以上先に進まないようとしない限りは」と、フランスの報道機関 Le Média en 4-4-2 は書いていている。