アメリカ中間選挙が近づく:支持者もついに民主党を見放したか?オバマに"Fuck Joe Biden"大チャントの嵐。

今日のウォールストリート・ジャーナルの記事「バイデン氏、激戦州の一部で遊説回避 支持率低迷で」はこう報じている。
【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は、11月の中間選挙で勝敗の行方が注目される激戦州の一部で遊説を避けている。背景には、支持率が低迷しており、経済に対する有権者の不満が民主党にとって逆風になっていることがある。
クック・ポリティカル・リポートによると、上院と州知事選で最も接戦となっている14州のうち、バイデン氏が9月1日以降に訪問したのは6州にとどまる。アリゾナ、ネバダ、ジョージアの3州は特に注目されているが、バイデン氏は遊説で訪れていない。これらは2020年の大統領選でバイデン氏の勝利に貢献した州でもある。
(中略)ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最近の世論調査では、米国人の半数以上がバイデン氏の仕事ぶりに不満を抱いている。民主党関係者によると、同氏の選挙戦略は自身の支持率が低迷している現状を反映している。
バラク・オバマが10月29日、ミシガン州で行われた中間選挙向けの民主党の会合に現れた。しかし彼の話の途中から、集まった民衆はすっかり定着してしまった「Fack Joe Biden」を大チャントする。
オバマは、「待って、待って、待って」と繰り返し「静かにしろ」といったが、彼らをコントロールすることはできなかった。
もうだいぶ前からWSJが代表するアメリカ東部エスタブリッシュメントは、バイデン政権に批判的になっていた。
そしていま、民主党の集会にやってくる支持者たちが”大物”のオバマに対しても、このように激しい非難を浴びせるのは、イデオロギーでも政治信条でもなく、急激なインフレによる生活苦が原因だ。
これでは民主党は今月の中間選挙に勝てない。
だが、どうせまともな選挙は行われないだろう。
ブラジルの大統領選挙は、不正が行われたといってリオデジャネイロのみならず、ブラジル全土で抵抗が始まっている。
アメリカもまた大混乱が続くのだろう。
中間選挙のためのミシガン州での民主党集会で”F*ck Joe Biden”を唱える群集を制御できないバラク・オバマさん。
— Goneさんだとかあの人だとか🌿 (@radnaore) 2022年11月1日
例によって主流メディアでは<フェイク>だと報道された。 pic.twitter.com/YP8hVEqJpF
ブラジルのリオデジャネイロでの大規模デモ。まさに革命前夜の様相を示している。
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