エブリン・ド・ロスチャイルドが91歳で死去
有名な銀行王朝のイギリスとフランスの統合に貢献し、女王の財務アドバイザーの一人であった金融家、慈善家が「自宅で安らかに」亡くなった。
- エヴリン・ド・ロスチャイルド卿が「自宅で安らかに」死去したことを家族が確認した。
- 1972年から2003年の間、NMロスチャイルド&サンズ・リミテッドのCEOを務めた。
- 彼の指揮の下、同ファミリーバンクの資産は4000万ポンドから46億ポンドに膨れ上がった。
- 1989年に銀行と金融への貢献が認められ、故女王からナイトの称号を授与された。
イギリスの金融家、イヴリン・ド・ロスチャイルド卿が91歳で死去したと、彼の家族が声明を発表した。
イヴリン卿は、アンソニー・ド・ロスチャイルドとビショフスハイム銀行業のイヴォンヌ・カヘン・ダンヴェールの息子であった。1989年には銀行と金融への貢献が認められ、女王からナイトの称号を授与された。 熱心な馬の調教師であり馬主でもあるイヴリン卿の馬クリスタル・オーシャンは、2018年にロイヤル・アスコットでハードウィックステークスを制した。
遺族は声明で、「ド・ロスチャイルド夫人が最愛の夫、イヴリン・ド・ロスチャイルド卿を短い闘病生活の末に亡くされたことを、大きな悲しみとともにお知らせします」と述べている。
「イヴリン卿は昨日夜、ロンドンの自宅で愛する人たちに見守られながら静かに息を引き取りました。この大変悲しい時への皆様の思いと祈りに感謝します」。
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