ファイザーがイベルメクチンそっくりの”ファイザーメクチン”を開発中

Bonafidrの記事を転載し要約する。

 

経口抗ウイルス剤『PF-07321332』はイベルメクチンそっくり

 

ファイザー社は、9月27日(月曜)、新型コロナウイルスに曝露した可能性がある成人を予防するための経口抗ウイルス剤『PF-07321332』のグローバルフェーズ2/3加速試験を開始すると発表した。

 

この新型コロナ予防薬『PF-07321332』は、イベルメクチンと少なくとも1つの作用機序を共有している。イベルメクチンは何十年も人間に使われてきた抗寄生虫剤であり、Covid-19感染症に対するプロテアーゼ阻害剤として機能している。研究者たちは、それが「抗ウイルス効果を支える生物物理学的な基盤ではないか」と推測している。
ファイザー社もこの新薬『PF-07321332』を「強力なプロテアーゼ阻害剤(potent protease inhibitor)」と説明している。

そのため一部の人たちはこの新薬を「Pfizermectin(ファイザーメクチン)」と冗談まじりに呼んでいる。

 

人や動物に様々な理由で予防薬として利用されているイベルメクチンは、まさに強力なプロテアーゼ阻害剤である。そしてイベルメクチンは、コロナ禍にあるインドからブラジルまで、何十万人もの命を救っていることが報告されている。

 

イベルメクチンを馬用駆虫剤として中傷する裏で・・・

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一方で、イベルメクチンを「馬用駆虫剤」と中傷する報道キャンペーンが展開されている。

他のニュースで、新型コロナ対策としてファイザー社がイベルメクチン(現在はPF-07321332と改名)を試験している。彼らは、この薬をイベルメクチンよりも高価にするためにこのようなことをしたのだが、実際にはこれらは同じ薬だ

35年間利用されてきた安全で効果的な適応外薬であるイベルメクチンを「馬の駆虫薬」と称して中傷キャンペーンを行った後、メディアは実験的なワクチンに続いてファイザー社とメルク社が緊急時使用許可(EUA)を取得しようとしている未承認薬を堂々と称賛し始めた。