シリアを侵略したのはトルコだ。中近東の地図はすべて塗り替えられる

 

シリアを侵略したのはトルコだ。中近東の地図はすべて塗り替えられる

中東(カタール)の衛星テレビ局「アルジャジーラ」は8日、武装したシリア反政府勢力が首都ダマスカスに入ったため、シリア政府軍がダマスカスから軍を撤退させていると報じた。またロイター通信は、アサド大統領が、首都ダマスカスを出発したと報じている。

出典:毎日新聞

イランのタスニーム通信によると、トルコのエルドアン大統領は6日、シリアの情勢変化および、トルコと米国が支援する反体制派勢力の進軍について「(シリア北西部の)イドリブ、ハマー、(中部の)ホムス、そして次の標的は当然首都ダマスカスである。反対派勢力は自らの道を進み続けている。我々はこの道が深刻な被害なく続くことを願っている」と発言した。

TASS通信は、元トルコ外務大臣で元トルコ国連常駐代表のフェリドゥン・シニルリオグルが新欧州安保機構(OSCE)事務総長に任命されたとマルタのイアン・ボルグ外務大臣が述べたことを伝えている。

上記のエルドアン大統領の発言から、今回シリアを侵略しアサドを国外離脱させたのは、トルコだとわかる。アサドを支援してきたロシアが動かないところを見ると、プーチンはこのトルコの動きを黙認しているようだ。恐らくトルコ、イランと協力していると思われる。アサドの逃亡先はロシアだろう。
トルコは悲願の「オスマントルコ帝国」の復活を目指して動くだろう。そして、イランとロシアとよい関係を維持しながら、中近東の地図をすべて塗り替えるはずだ。この動きの中で、イスラエルが何事もなく終わることはない。
シニルリオグルが新欧州安保機構(OSCE)事務総長に任命されたことは象徴的だ。

フェリドゥン・シニルリオグル


OSCEは、世界最大の地域安全保障機構で、米国や英国など北大西洋条約機構(NATO)の30カ国にロシア、ウクライナなどを加えた計57カ国が加盟している。イスラエルの処遇に関してトルコが主導することを少なくともこの57カ国が認めているものと思われる。

12月9日。ネタニヤフ、死ぬか生きるかのシリア侵攻 ── 相手はトルコ、ロシア、イランか

スラエル軍は実効支配するゴラン高原に反体制派の武装組織が展開する可能性があるとし、シリア領への本格的な地上作戦を開始した。
イスラエル軍は敵国イランなどの研究施設があるとし、シリア各地を空爆しているほか、ゴラン高原の非武装地域を突破し、シリア領への本格的な地上作戦を開始した。