各国、WHOの国際保健規則(IHR)の改正は無効だと主張し否決

 

各国、WHOの国際保健規則(IHR)の改正は無効だと主張

参考記事:The Exposé 

 

WHOのIHR改正は、多数決によって正しく実施されていなかった。
さすがビル・ゲイツが大出資者のWHOだけのことはある。

EU、WHOにIRH改正の正当性を問う


欧州議会議員の12名(MEPS)は、世界保健機関(WHO)に対し、2022年5月に世界保健総会で「採択」された国際保健規則(IHR)の改正が、多数決によって正しく実施されたという「決定的かつ明確な証拠」を求める書簡を送った。
テドロス・アダノム・ゲブレイエスス博士が11月30日までに必要な証拠を送付しなかった場合、MEPSは2022年5月に「採択」されたIHR改正案は無効であると宣言する。

オランダのオピニオンライターの、エヴァ・フラールディンガーブルックはXにこう書いている。

速報|国際保健規則(IHR 2005)の改正は、WHOによる基本的手続き規則の違反により無効となる可能性がある。

ご存知のように、WHOはIHR(2005年)を大幅に改正し、新たなパンデミックが発生した場合に、WHOが基本的に全面的な世界的執行権を獲得できるようにしようとしている。もしWHOがこの改正に成功すれば、私たちの国のパンデミック対策は、私たちの国の政府や議会ではなく、WHOが主導することになる。

さて、昨年5月28日、WHOはIHR2005の変更手続きを大幅にスピードアップし、簡素化するため、手続き・投票規則の一部を改正する投票を行った。
しかし、その採決は合法的なものではなかったかもしれない。

(中略)

言い換えれば民主的プロセスは、WHOによって再び妨害されたのである。
WHOが、投票が正しく行われたという決定的な証拠を提出できないのであれば、MEPSは、5月28日に行われたIHRの改正は無効であると宣言する。 

https://twitter.com/evavlaar/status/1729576391614607712

オランダもフィリピンもIHR改正を拒否

先日来、エストニア、スロバキアニュージーランドが相次いでWHOのIHRを否決しているが、今度はオランダとフィリピンも否決する。

オランダ

11月28日、オランダ議会のウィブレン・ファン・ハーガ議員は、WHOのテドロス事務局長に書簡を送り、2022年のIHR改正がオランダ議会の正式な承認が必要であることを伝えた。
つまり、そのIHR改正は、多数決によって正しく実施されていないんだろ?といっているのだ。

同国国会議員のハーガはこう伝える。

グッドニュース!この夏、FVDのイニシアティブによりWHOの条約改正案が初めて覆面を剥がされた。今日、保健福祉スポーツ省から聞いたところによると、これを受けてオランダはWHOに対し、12月1日の期限までに同意しない旨を伝えたとのことである。

https://twitter.com/PvanHouwelingen/status/1717293412817227871

フィリピン

11月28日、フィリピンの下院は、2022年5月27日に世界保健総会で採択されたWHOのIHR改正案を否決する決議案を可決した。
さらにこの決議は、WHAが「現在秘密裏に交渉中」で2024年5月に加盟国によって採択される予定の改正案も否決した。

Philippines notifies WHO it rejects the amendments to International Health Regulations “in toto” – The Expose