ナチスの子孫が今日、権力の座に就いている。(上)

 

ナチスの子孫が今日、権力の座に就いている。(上)

「Covid19パンデミック」への対応は第三帝国の誕生と共通するところが多く、かつてのナチスの子孫は、今日でも影響力をもっている。
ヒトラーは、おそらく自由民主主義が大衆の無意識の恐怖につけこむことによって破壊されうることを最初に見出した人物である。もし実存的な脅威が提示されれば、大衆は安全を約束されるために自由を犠牲にするように仕向けることができるのだ。これは、恐怖の中で権威を押し付けるモデルだ。

大衆はテロにあって自由を放棄させられるが、巨大なスケールで嘘をつかれたこと、つまり脅威が虚構であったことには決して気づかない。独裁主義的な目的のために大衆の恐怖を生み出す大嘘を使うという同じ手口は、「Covid-19」でもずっと明らかだった。

シュワブ(左)とナチスドイツのゲッペルス国民啓蒙・宣伝大臣

ナチスのやり方で優生学に基づく全体主義への置き換えが進行中だ。

昨年7月に出版されたデビッド・ヒュージのエッセイの冒頭で、ナチス・ドイツと 「Covid-19パンデミック」への対応との類似点がいくつか述べられている。 これらのことすべてを考えると、ナチスから学んだ心理戦争のテクニックを使って自由民主主義を崩壊させ、優生学に基づく全体主義に置き換えようとする意図的な試みが進行中であることを示唆するのは理不尽ではないように見えると彼は書いている。

その中心はCIAで、ウォール街ナチスの再出現のために用意された。

現代の自由民主主義諸国におけるナチスの不吉な要素の再出現は、第三帝国の最悪の要素が1945年に敗北したのではなく、むしろ、最終的な復活に備えてひそかに潜伏していたことを示す説得力のある証拠だ。その中心はCIAであり、ウォール街はそのような事態を想定して設立されたのである。

したがって、ドイツの弁護士ライナー・フュエルミヒが「80年前に倒したはずの連中とまた戦っている」と主張するとき、真の犯罪者は資本主義システムの頂点にいる連中であり、彼らは1920年代や1930年代と同様に、資本主義の急性危機に対処するために全体主義に頼ろうとしているのである。

ウォール街国家社会主義を必要としている。

ヒューズは「ウォール街、ナチス、ディープ・ステートの犯罪」と題したエッセイで、その内容を詳細に説明した。

ベンハルト王子(1911-2004)

 

  • 第二次世界大戦の責任者の多くを有罪にできなかっただけでなく、戦後、米国は「ペーパークリップ作戦」によって1,600人以上の元ナチスの科学者、エンジニア、技術者を積極的に採用した。
  • ウォール街は、アメリカの国家安全保障国家の誕生に関与していた。
  • アメリカの国家安全保障に関わるアルファベット機関(註:CIA, FBI, DNI, DODなどの機関のこと)が、二重国家やディープ・ステート、アメリカ支配の国際的ディープステートの出現計画を立てた。
  • ロシアとの「冷戦」が単なるプロパガンダに過ぎなかったのではないかという疑問は重要だ。
  • 国家を超えたディープ・ステートは、その目的を達成するために手段を選ばない。 言い換えれば、裕福な資本家と偽旗テロのために犯罪的陰謀に訴える。
  • そして、9.11以降、世界人口を抑制するために中心となってきたのは、緊張の戦略だった。
    以下は、ヒューズのエッセイの最終章で、今日権力の座にあるナチスの子孫の名前を挙げている箇所である。  ヒューズのエッセイ全文はここで、彼の伝記はここで読むことができる。

ナチスの子孫が今日、権力の座に就いている

デビッド・A・ヒューズ著、「Propaganda in Focus」より転載。

オイゲンとクラウス・シュワブ

 

従来の常識では、ナチスは1945年に敗北したことになっている。しかし、かつてのナチスの子孫は、現代でも影響力を持ち続けているのだ。

オイゲン・シュワブは、ナチスによって特別な地位を与えられたエッシャー・ヴィス社の専務取締役であった(奴隷労働を許可された)。息子のクラウスは1973年に世界経済フォーラムを設立し、「戦後ドイツの公的生活の中で多くの機能を引き受けた」父親を賞賛しているが、これは1960年代に元ナチスが権力者の地位にあり続けることに抗議した同年代の西ドイツ人に対する平手打ちだ(Schwab 2021, 255)。シュワブ・ジュニアは2017年、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院で、彼のヤング・グローバル・リーダーズが複数の国の「内閣に浸透」していると公然と自慢している。しかし、WEFに浸透しているのは政治だけではない。元ヤング・グローバル・リーダーは、投資銀行、ビッグテック、主流メディア、シンクタンクなどで主要な地位を占め「あらゆるCovidのド真ん中にいる」(Engdahl 2022; Swiss Policy Research 2021)のだ。

 

映画「帰ってきたヒトラー」より。

)に続く。

 

出典:Some of the descendants of Nazis in positions of power today – The Expose (expose-news.com)