ドイツ、クーデターを企図していた極右グループの25人を逮捕

 

ドイツ、クーデターを企図していた極右グループの25人を逮捕

 

連邦検察庁によると、ドイツ警察は全国の家宅捜索で、力ずくで国家を転覆させようとしていたとされる極右グループ(註:ドイツの政党「ドイツのための選択肢(AfD)」と思われる)のメンバーと支持者と疑われる25人を逮捕した。

「帝国市民運動」支持者の25人を逮捕

 

水曜日、約3,000人の警官が、いわゆる「帝国市民(ライヒスビュルガー)」運動の支持者に対して、ドイツ連邦州の130のサイトを襲撃した。
逮捕されたうちの22人はドイツ市民であり、「テロ組織のメンバー」の疑いで拘留され、ロシア市民を含む他の3人は組織を支援したとされていると付け加えた。
グループメンバーの一部は、第二次世界大戦後の憲法を拒否し、選出された政府を独自の政府に置き換えることを求めている。彼らは彼らの目標を達成する手段として国家に対する暴力を排除していない。

 

極右とつながりを持つドイツの治安当局職員が327人もいることも判明している。

 

ここ数年、ドイツでは極右イデオロギーの憂慮すべき台頭があった。
5月、連邦内務省は、ドイツの連邦および州の治安当局の327人の職員が、3年間で強硬な右翼イデオロギーとのつながりを持っていることが判明したと報告した。
2020年2月、ハーナウで極右とのつながりが疑われる襲撃者によって少なくとも9人が射殺されている。

 

出典:Germany arrests 25 over alleged far-right coup plot | The Far Right News | Al Jazeera