Book Review 鳥集徹著「新型コロナワクチン 誰も言えなかった『真実』」

 

 

Book Review 鳥集徹著「新型コロナワクチン 誰も言えなかった『真実』」

 

この「新型コロナワクチン 誰も言えなかった『真実』」は、医学会の現状を告発した「新薬の罠」で日本医学ジャーナリスト協会大賞を受賞した鳥集徹が2020年11月に刊行したものだ。鳥集は今年3月に「医療ムラの不都合な真実」を上梓している。

 

本書は五人の専門家へのインタビューで構成されている。長尾クリニック院長の長尾和宏氏、京大のウイルス学者宮沢孝幸氏、医師で救命病院勤務のいしいじんぺい氏、医師の鈴村康氏、同じく医師の森田洋之氏である。

 

トップに配置された長尾氏のインタビューが本書全体を象徴している。
長尾氏自身がコロナウイルスは頻繁に変異するのでワクチンができるとは、夢にも思っていなかった。それにコロナウイルスは、ワクチンを打つほどの怖い相手ではないことがもう2020年2月のダイヤモンド・プリンセス号の時にわかっていた。

<そう、報道管制がしかれている。ワクチンに関するネガティブな情報は、すべてのメディアで規制されていますよね。これ自体が戦争中とまったく同じです。70、80年前も、同じような空気だったんでしょう。
では、誰が情報にストップをかけているのかと言ったら、それはもう製薬資本だと思うんです。ワクチンの市場は何兆円と聞きますね。あと、新しい抗コロナウイルス薬もいくつか出る。これも合わせると国内で10兆円規模でしょう。その大半を海外のグローバル企業が握っていて、その圧力に屈しているわけです。そもそも独立国ではない。だから言論の自由も保障されない。これは健全じゃないですよ、民主主義国家として。>(14~15頁)

<そもそも「任意接種」なのに、国ぐるみでワクチン接種に誘導している現状は、「国家犯罪」としかいいようがない。>(48~49頁)

 

いしいじんぺい氏は、予防接種法に則り副反応疑いを報告したら当局から勤務している病院に圧力がかけられ、報告できなくなったという衝撃の事実を伝えている。

<副反応疑いを報告するのは、予防接種法で定められた医師の義務です。だから私は報告しました。そうしたら当局から病院に「ワクチンとは断定できないのに報告した医師がいる」と問題にされて、病院から「以後、報告するときは許可を取ってください」と言われてしまったのです。事実上、報告するなということです。>(109頁)

 

また、ワクチン接種に従事した医療職は、ワクチン接種で稼いだ分は、課税上の優遇措置を受けられている。
厚労省新型コロナウイルスワクチン接種業務に従事する医療職の被扶養者の収入確認の特例について

例年にない対応として、医療職の被扶養者が令和3年4月から令和4年2月末までのワクチン接種業務に従事したことによる給与収入については、収入確認の際には収入に算定しないこととしていた。

この特例は本年9月末まで延長されている。

<参考>

MBS News「『歩行困難』『たびたび高熱』コロナワクチン後遺症を訴える患者たち...一方で国が認めた例はゼロ 検討部会長「因果関係は検証しにくい」(2022年6月29日放送)」に長尾医師が出ている。

この中1の少女は人生が台無しにされた。このような方々が大勢いる。控えめにいっても、史上最大の薬害事件である。もちろん、そんなことでは済まない。