カナダで2月以降に新型コロナで死亡した5人に4人が、完全なワクチン接種を受けていたことが判明した。
カナダ政府は、2022年2月中旬以降、全国で発生したCovid-19による死亡者の5人に4人がワクチン接種者であり、その7割が3回接種者であることを認めた。
<The Exposeの記事を要約>
国民を欺くことを意図しているカナダ政府のデータ
カナダ政府は、Covid-19 疫学 アップデートを毎日作成してはいるが、気が向いたときにCovid-19の症例、入院、死亡に関する新しいデータを単発的に提供している。
次の表は、6月14日のアップデートから引用したもので、2022年5月29日までのワクチン接種状況別の患者数、入院者数、死亡者数を示している。
残念ながら、カナダ政府は、2020年12月14日までずっとさかのぼった患者数・入院・死亡の集計を提供することによって、国民をだまそうとしている。こうすることで、カナダの人口のわずか0.3%しか完全なワクチン接種を受けていなかった2021年1月に発生した大きな波を含めることができるからだ。
しかし正しい数字を簡単に計算することができる
しかし、「ウェイバックマシン」のおかげで、カナダ政府が過去に発表した報告書を見ることができ、ワクチン接種状況別にCovid-19を取り巻く現在の状況を自分たちで簡単に計算することができる。
次の表は、2022年3月初旬に発表された報告書から引用したもので、2020年12月14日から2022年2月13日までのワクチン接種状況別の患者数、入院数、死亡数を示している。
3回目の接種が確実に状況を悪化させた。4回目も打ったとなると…
ここで簡単な計算をすると正しい数値が判明するのだ。
2022年1月16日から1月22日の間に、ワクチン接種を受けた人口は患者数のわずか41%、入院の68%、死亡の69%を占めていた。
しかしいま、カナダ政府が明らかにそれを必死に隠そうとしているにもかかわらず、2022年2月14日から5月29日の間に完全にワクチン接種された人々の中において、患者数の88%、入院の78%、死亡の77%が記録されたことが明らかになった。
これらの数字は、3回目のワクチン接種が状況を悪化させたことを強く示唆している。
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