高まる第三次世界大戦の危機。

高まる第三次世界大戦(WW3)の危機。

 

マクロンアメリカによってフランスが、第三次世界大戦の主戦場にされようとしていることに怒っている。

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ウクライナのゼレンスキーはアメリカの操り人形なので平和交渉の相手になり得ない。アメリカはウクライナに可能な限りの武器を提供し、ロシアとの争いを長期化させロシアを弱体化させようとしている。

フランスとドイツはロシアの天然ガスがなければ国が成り立たない。ロシアに制裁をしたのはいいが、両国とも物価が急上昇している。

The Time of Israelの記事を引用する。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ロシアがウクライナで"ジェノサイド"を犯しているという、週の初めのバイデン大統領の主張を支持しないだろう。フランスの指導者は代わりに、レトリックのエスカレーションは平和をもたらさないと警告した。マクロンは、ウクライナにおける"戦争犯罪"でロシアを非難したが、戦闘を終わらせる最良の方法として外交を支持している。「この戦争を止め、平和を再建するために、できる限りの努力をしたい。言葉によるエスカレーションそれに役立つかどうかはわからない」と彼はいった。

出典:After Biden 'genocide' claim against Russia, Macron says accusations won't end war | The Times of Israel

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出典:産経新聞

ところが、ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相は、プーチンと話したフランスの指導者を「ヒトラーとの交渉」になぞらえて非難し、緊張を高める役割をしているように見える。それはリトアニアがロシアの飛び地であるカリーニングラード州との国境を閉ざそうとしている動きと呼応しているように見える。

マクロンは9日、モラウィエツキ首相を「性的少数者(LGBT)を禁じる極右の反ユダヤ主義者」とこきおろした

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ポーランドのモラヴィエツキ首相

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出典:ダイアモンド・オンライン

作家の佐藤優氏は「ロシアがカリーニングラード州の陸上交通路を確保するために「平和維持」の目的でリトアニアに兵士を派遣すれば、そこからロシアとNATOの武力衝突に発展する危険がある。そうなると地域戦争を超えた第3次世界大戦がヨーロッパで始まることになる」という。

また中立国であるフィンランドNATOに加入する動きを見せているのも緊張を高めている。

つまりこのカリーニングラード州の周辺国が皆ロシアを挑発している。ドイツとフランスは天然ガスの問題で、最初から足並みをそろえられない国とみなされていたのではないか。核を使用することになるWW3はアメリカでもイギリスでもなくヨーロッパ大陸部でやるということだ。

出典:フィンランドのNATO加盟はプーチンに大打撃──ウクライナ侵略も無駄骨に|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

News Week ── WW3にのめり込んでいるのは郡部ではない。アメリカ国防情報局高官と英国軍諜報機関「ブチャはジェノサイドに相当しない」。

 

一方、ニューズウィークは、ウクライナの民間人犠牲者は現代戦争の典型であり、ジェノサイドに「ほとんど」相当しないと述べたペンタゴンの国防情報局の高官を引用した記事を掲載した。

あるDIA(米国国防情報局)高官はウクライナ戦争の諜報分析を行っており、機密事項を議論し、個人的な見解を共有するために匿名を要求してきた。彼はブチャ効果が交渉の凍結と戦争の歪んだ見方につながったと言う。

「私はロシアの戦争犯罪を言い訳したり、ロシアがロシアを侵略したことを忘れたりしているわけではない」とDIA職員は言う。「しかし、実際の死者数はジェノサイドではない。もしロシアがその目的を持っていたら、あるいは意図的に民間人を殺害していたら、ブチャのような場所では0.01%以下しか見られなかっただろう」(中略)

イギリス軍諜報機関はDIA高官に同意しているように見える。「ロシアがウクライナ北部から撤退したことは、集団墓地の存在、人質の人間の盾としての致命的な使用、民間インフラの採掘など、非戦闘員の不均衡な標的化の証拠を残す」と、土曜日に冷めた声明を述べた。

出典:How U.S. Intelligence Sees Russia's Behavior After Bucha (newsweek.com)

 

米国国務省の報道官であるネッド・プライスもバイデンの「ジェノサイド」発言に関して聞かれると防衛的態度になる。

米アナリスト ──「西側は第三次世界大戦を必要としている」

 

アメリカの金融・地政学的サイクルアナリストのマーティン・アームストロングは、こう語っている。

新世界秩序(NWO)のいわゆる人類のための”グレートリセット”計画は、それを機能させるために戦争が必要だと考えている。それは今後数週間で起こる可能性がある。アームストロングは、「彼らがやろうとしていることは、故意にクマ(註:ロシアのこと)を突くことだ。EUNATOがそれを推進している。

問題は中央銀行が経済をコントロールできないことだ。マイナス金利下のインフレ(つまりスタグフレーションだ)を避けるためには彼らは戦争を必要としているのだ。

出典:The West Needs WWIII – Martin Armstrong | Greg Hunter’s USAWatchdog

 

カバールとネオナチが世界を破滅に引きずり込もうとしている。

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フィンランドのサンナ・マリン首相 ── WEFのヤングリーダー計画のメンバーだ。

先月、ナチズムを非難する国連決議に反対票を投じたのはアメリカとウクライナの2カ国だけだったことを記事にした。

第三次世界大戦を起こそうとしているのは、カバールとアメリカ/バイデン政権、イギリス/ジョンソン政権、ポーランドリトアニアウクライナ/ゼレンスキーという手駒たちの”ネオナチ連合”だ。

追加情報 フランス大統領選挙ーマリーヌ・ルペンマクロンに勝つか?

 

ルペンは順当であればマクロンに勝つ。しかし(我が国も偉そうには言えないが)、投票数をまともに数えられない国ばかりなので、どうなるかわからない。勝てばロシアをめぐる世界情勢も変わる。

  • ルペン氏は先週、「これらすべての制裁措置は、現実にはフランスの企業と個人を直撃した」と述べている。
  • ルペン氏はまた、フランスをNATOの軍事指揮系統から外したいと考えている。仏兵士をNATO司令官の下に置くことでフランスの国家主権を損なうとともに、望まない紛争に巻き込まれる恐れがあるためだと説明している。
  • 直近の世論調査では、ルペン氏はマクロン氏を6ポイント差で追っている。
  • 「ルペン氏が勝利した場合、欧州市民はロシアの脅威についてほとんど関心がないことが如実に示されることになるだろう」。こう指摘するのは、ロンドン・メトロポリタン大学で政治・国際関係を教えるアンジェロス・クリッソジェロス氏だ。「生活費の危機、エネルギー危機といったルペン氏のメッセージは、ウクライナと西側の将来に関するリベラルで国際的なコンセンサスよりも、はるかに強い説得力を持っている」