トランプ、プーチンにハンター・バイデンとオリガルヒの取引に関する情報を公開するよう要請
<Just The News独占記事部分要約>
ドナルド・トランプ前大統領は、ロシアの指導者ウラジーミル・プーチンに対し、ハンター・バイデンが東欧のオリガルヒと取引していたことについて、保有している情報をすべて公開するよう求めている。
当時のモスクワ市長の妻はなぜハンターの会社に350万ドルを提供したのか?
火曜日に放送された リアル・アメリカズ・ボイス のテレビ番組「 Just the News 」のインタビューで、前大統領はロシアのオリガルヒ、エレーナ・バトゥーリナ(当時のモスクワ市長の妻)が 10 年前に 、バイデン大統領の息子が共同設立した会社に 350 万ドルを提供したが、なぜお金が与えられたのかという質問に答えていないことを明らかにした2020年の上院報告書を引用した。
「彼女は350万ドルを彼に渡したのだから、プーチンはその答えを知っているはずだ。彼はそれを公表するべきだと思う」とトランプ氏はフロリダ州のリゾート地マー・ア・ラーゴでのインタビューで語った。「我々はその答えを知るべきだと思う」。
デラウェア州の大陪審は、ハンター・バイデンのビジネス取引について、税法違反、外国のロビー活動の問題、マネーロンダリングの可能性を調査している。ハンター・バイデンは調査を認めたが、不正行為は否定している。
ブリスマとハンターの関係も明らかにせよ。
トランプ氏は、2014年にバイデンの御曹司を役員に採用し年間数十万ドルを支払っているガス会社ブリスマ・ホールディングのオーナーであるウクライナのオリガルヒ、ミコラ・ズロチェフスキーとハンター・バイデンの関係についてももっと知りたいと述べている。
当時、国務省はブリスマをウクライナ政府高官に賄賂を贈る腐敗企業とみなし、ハンター・バイデンの父親(当時副大統領だったジョー・バイデン)がアメリカ―ウクライナ政策を監督していたため、ハンター・バイデンとの関係は利益相反の様相を呈しているとみなしていた。
今年1月にJust the Newsが入手したメモでは、国務省高官がハンター・バイデンの同国での取引は米国の腐敗防止政策を損なうと警告していたことも明らかにされている。
プーチンなら喜んで答えを出すだろう。
バイデンのビジネス取引を調査するためにウクライナに協力を求めたことを巡って2020年に弾劾されたことに言及しながら、「今、ウクライナからは回答を得られないだろう」とトランプは嘆いた。
トランプ氏は、2020年の選挙中にハンター・バイデン氏とオリガルヒの取引について問題提起しようとしたが、当時のFox Newsのアンカー、クリス・ウォレス氏にシャットアウトされたと語っている。
「モスクワ市長とその妻がバイデン一家に350万ドルも渡したのはどうしてだ?今のプーチンなら、おそらく喜んでその答えを出すと思う」とトランプは言った。「彼は知っているはずだ 」と。
トランプはヒラリーらを提訴している。
トランプは24日、2016年大統領選で対立候補だったヒラリー・クリントン氏ら複数の民主党員がトランプ陣営をロシアと結び付けることで選挙を不正に操作しようとしたとして、フロリダ州の連邦地裁に訴えを起こしている。
また、先の大統領選挙での不正投票の調査はずっと続いているが、ワシントンタイムズのこの記事では、2020年スイング・ステートにおいてバイデンは255,000の「過剰」票を獲得したと報道されている。
トランプは、今年11月の習慣選挙に向けて本格的に動き出した。
トランプ氏がヒラリー氏ら提訴、16年大統領選のロシア疑惑巡り | Reuters
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