ワクチン擁護をめぐり、トランプと軍の間に敵対感情が高まる

ワクチン擁護をめぐり、トランプと軍の間に敵対感情が高まる

<Real Raw Newsより>

f:id:tantotempo:20220115110309j:plain


ドナルド・J・トランプと、愛国心のある国民にアメリカの繁栄を取り戻すためにディープステートとの戦いを支援することを約束した高位の「ホワイトハット」軍司令官との間には、今では冷たい溝ができている。
依然として軍はディープステートの関係者を追跡し捕らえ投獄しているが、トランプがワクチンや追加接種を熱烈に支持しているため、トランプとの関係が分岐点に達している。

支持者たちも大困惑し苛立っている。

 

既報の通り、トランプは先月、ダラスのMAGA群衆に対しワクチンやブースターを受けるよう促し、自分は追加接種を受けた、Covid-19ワクチンは何千万人もの命を救ったと述べて支持者をいらいらさせた。そのあとは、ワクチンの安全性と有効性に関する彼の見解に異議を唱えた保守派のコメンテーターであるキャンディス・オーウェンズと対立した。トランプは、病院にはワクチンを受けていない患者があふれていると根拠なく主張し、ワクチンや追加接種を受けた人は「病気にならない」と主張した。ワープスピード作戦とワクチンへのなまめかしいお追従をする彼の言動は、彼の重要な軍事的同盟者である海兵隊のデビッド・H・バーガー将軍からの電話を呼んだ。バーガーは第45代大統領にワクチンのレトリックを抑制するよう求めた。

f:id:tantotempo:20220115110446j:plain

熱烈にワクチン接種を宣伝したかと思うとまた違うことをいう。

 

さらに最近では、誰がいつ予防接種を受けるべきかについてのトランプの曖昧な態度は、彼の立場がわからない支持者を困惑させている。 水曜日に行われたNPRのインタビューで、トランプは予防接種を派手に売り込んだ。「ワクチンを打つことをお勧めする。多くの人がそれを推奨している。ワクチン接種はとても重要なことだと思っている。個人的には、予防接種を受けたことでとても安心している。影響はまったくなかった」。
ところが翌日トランプは、Covid-19を受けて回復しおそらく抗体を持っている人が、なぜワクチンを接種するのか理解できないと言った。

トランプのこうしたシーソー遊びは彼と軍との間の溝を広げてしまった。

トランプ前大統領がCOVID-19ブースターショットを受けたとビル・オライリーに話した後、群衆の中の一部の人々がブーイングをした。

そのブーイングにトランプ。

「Oh! すんな、すんな、すんな。あっちに超ちっぽけなグループがいるな」

ウィーラー海軍大佐らのコメント

 

「彼は自分の信頼性を損なうような複雑なメッセージを送っている。しかし、トランプは明確で一貫したメッセージを伝えなければならない。彼はワクチンやブースターに賛成なのか、反対なのか。私たちには知る権利があるし、彼の支持基盤もその権利がある」と、バーガー将軍の部下である海兵隊のトーマス・ウィーラー大佐はいう。

匿名を希望する2人目の影響力のある軍関係者は、トランプがワクチンを擁護するのは彼のエゴによるものだとしている。

"ドナルド・トランプ "はプライドが高く、失敗を認めたがらない。彼は騙されて『ワープスピード作戦』を開始し、危険なワクチンを急いで市場に投入した。トランプはこの国のために多くのことをしてきた。それは間違いではない。しかし、彼は自分が騙されたと正直に言い、何千万人もの人々がワクチン接種によって病気になったり死んだりしていることについて真実を語るべきだ。オミクロンは誰も殺していない。殺しているのはワクチンだ。そして、彼の気の乗らない態度は我々の使命と彼にもダメージを与えている」とこの関係者は語った。

反乱法にはトランプも”免疫”はない。

さらに、RRNは米海軍JAG Corpsの関係者にも接触した。

ビル・ゲイツ、アンドリュー・クオモ、ギャビン・ニューソムなど、私たちが起訴した人々の多くは、少なくとも部分的に、Covidの犯罪によって有罪判決を受けた。義務化に賛成していなくても、トランプがメディアでワクチンを宣伝するのであれば、どうして我々が善悪をわきまえて彼らをターゲットにすることができようか。義務化に反対するというだけでは十分な強さを持った発言とは言えない。彼は自分でこの方向性を選んだか、悪いアドバイスを受けているかのどちらかだ。それは我々からではない」とJAGの刑事法部門のネイサン・ブラウン海軍大佐は語った。

トランプがこのままコースを進んだ場合、JAGはどのようなスタンスで臨むのかと聞いたときにブラウン大佐は「それは最終的に私が決めることではない。私より上位の指揮系統の人たちは喜んではおらず、彼には180度の方針転換をして欲しいと思っている。ただ、これだけは言える。トランプは反乱法を発動させたがその“免疫”はもっていない」。

 

realrawnews.com

■