アメリカ軍がニュージーランドから再入国したチェイニーを逮捕した
CIA専用機でマイアミに降り立ったチェイニー。
ブッシュ・ジュニアが逮捕された当日(11月11日)にニュージーランドに逃げていた、9・11の黒幕・元副大統領ディック・チェイニーは、クリスマスイブにバージニア州の自宅で娘のリズとメアリーと休暇を過ごすためにCIAのボーイング777-200で米国に再入国しようとしていた。
軍がこの情報を受け取ったとき、チェイニーは既に飛行機に乗って飛んでおり、クリスマスイブの午後4時頃にマイアミ国際空港に着陸する予定だった。私服の米軍特殊部隊がチェイニーの到着前に空港で張り込んでいた。チェイニーの777は着陸したが、国際線ターミナルへの地上走行はせず、ターミナルの北側にある整備用ハンガーの前で停止した。ドアが開くと一人だけが降りてきた。リチャード・チェイニーその人だった。
パキスタン国籍の運転手は外交特権を主張する。
チェイニーは飛行機を降りるとタラップの近くに停車した外交官ナンバーの黒いリムジンに乗り込んだ。
特殊部隊 はリムジンを空港からヒルトン・マイアミ空港ブルーラグーンホテルの地下駐車場までの数マイル、一般車両で尾行した。特殊部隊はリムジンをレンジローバーで挟んで動けないようにした上で、武器を取り出して取り囲み乗員に直ちに車から降りるように命令した。運転手はそれに応じ、身分証明書を渡した。彼は、パキスタン国籍でCIAの諜報員であるユスフ・ハムザと名乗り、外交任務でVIPをマイアミ国際空港からマイアミ地域空港に移送していると主張した。彼は外交特権を有しているといったが、特殊部隊の司令官は「免責は取り消された」といった。
チェイニーが車から降りるのを拒否すると、特殊部隊は運転席と助手席を隔てるプレキシガラスの仕切りを下げ、彼の額に直接拳銃を突きつけた。
チェイニーはやっと降車したが、ディープ・ステートの常套句である「私が誰だかわかるか?私はお前たちのボスだぞ。お前たちの人生は終わった 」といったプロパガンダを行った。そして彼は、自分はクリスマスに家族に会うためにバージニア州に行こうとしていただじゃないかと言い張った。
チェイニーは望んだクリスマスをグアンタナモで過ごすだろう。
「おそらく彼が望んだクリスマスはないだろう。ひとつだけ確かなことは、彼は新年をグアンタナモ湾で過ごすだろうということだ」と情報筋は語り、チェイニーとハムザは、手続きのために拘置所に連行されたと付け加えた。
参考:映画「バイス」
この副大統領ディック・チェイニーを描いた映画。この記事のような情報を知って観ると一段と興味深い。
<出典>
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