書籍「伝染病を終わらせる」── ジュディ・マイコヴィッツ+フランク・ルセッティ まとめ

 

ポイント

  • ジュディ・マイコヴィッツとフランク・ルセッティによる科学的発見は、
    a) 血液供給とワクチンが病気を引き起こすレトロウイルスで汚染されていること、と
    b) 30年以上にわたりアメリカ政府はこのことをずっと隠してきたこと
    を明らかにした。
  • 世界の妊婦の主な死因はHIV/AIDSである。主に女性に影響を与える慢性疲労症候群(CFS)は基本的にはHIVのないエイズであるが、XMRV(異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス)やボレリア、バベシア、マイコプラズマ、カビなどの同時感染を伴う。これは内因性カンナビノイド免疫機能障害であり、この原因は何十年も使用されてきた汚染されたワクチン、生物学/血液製剤にさかのぼることができる。
  • マイコヴィッツはワクチン接種によって感染した「SARS-CoV-2ウイルス」と呼ばれるものを完全に単離したが、コッホの原則またはヒルの基準のいずれかを満たす決定的なものは何もなかった。彼女の見解では、このウイルスはサルウイルスである。それはワクチンによって広められた。つまりSARS-CoV-2とはサル細胞株で製造されたクローンウイルスであるるということであり、ヒト細胞に感染するウイルスでありながらサルウイルスであるということだ。ファウチらがこれを「ヒトーヒトのウイルスだ」といっているのは嘘だ。このサルウイルスは、XMRVを含むレトロウイルスで汚染されていることが知られているベロ猿腎臓細胞株でコウモリ・コロナウイルスを増殖した結果の産物であり、ポリオワクチンと同じだ。

    (訳者注:米国陸軍医療司令部が設立したフォートデトリック研究所がこのベロ猿腎臓細胞株Vero E6を持っていた。2019年7月この研究所は突如閉鎖された。マイコヴィッツは「新型コロナが洩れたのはフォートデリック研究所と武漢ウイルス研究所だと確信している」と他の場所で述べている。機能獲得研究が禁止されたアメリカのファウチらの資金提供により、武漢研究所がコロナウイルスを研究し成長させるためにこの細胞株を使用したことが明るみに出ている。)

     

  • そして、この脂質ナノ粒子全体がウイルスのように機能する。そのため、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)テストは常に詐欺であった。PCRテストはRNAが存在することを伝えるとされているわけだが、そうではなくて(脂質ナノ)粒子が存在するということを伝えないので無意味だ。
  • マイコヴィッツはこの「ロングランCOVID」の実体とはワクチン接種によって導入された内因性HERVW(ヒト内因性レトロウイルス-W)を活性化しXMRVと組み換えるこの”SARS-CoV-2スパイクタンパク質”である考えている。同様の組み換えは、HIV感染者においてはサルSIVSで起こる。
  • COVIDショットで死亡する可能性が最も高いのは、XMRV、HIV、ボレリア、バベシア、および汚染されたウイルスワクチンから一般的に取得される他の病原体に既に共感染している人だ。

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解説 

現行のパンデミックはワクチンによってさらに拡大する

たくさんのワクチンを製造するために使われたサルの腎臓細胞株は、コウモリのコロナウイルスで汚染されており世界中に出荷された。そしてこれらのワクチンは人間に打たれ、「トランスフェクション(遺伝子導入:核酸を動物細胞内へ導入すること)」と呼ばれた。そしてこれらの細胞は今われわれがSARS-COV-2ウイルスと認識しているものを複製する。
また、マイコヴィッツはCOVIDワクチン接種はトランスフェクション・プロセスを通じてSARS-COV-2を産生するので、現行のパンデミックをさらに拡大すると考えている。mRNAは感染性や伝染性はないが、ワクチンによりSARS-COV-2ウイルスを注入された人の体はウイルスのように動作し、他の人に伝染可能なこの合成スパイクタンパク質(30ナノメートルなので伝染可能)を作り始める。

複数のウイルスのグループによる共感染が病気を進行させ死を招く

 

マイコヴィッツとルセッティのこの本はウイルスは単独で動かないという重要な原理を示している。ウイルスはグループで動き、その一つが免疫システムの一つの部分に影響を及ぼしている間に別のタイプのウイルスが他の免疫反応を引き起こす。その最終結果はわれわれが後天性免疫不全と診断しているものである。

例えば、HIVだけではエイズは起こらない。エイズを発症するには、グリホサート、アルミニウム、HIVとXMRVの共感染のような複数の環境毒素が必要だ。
上述したように、XMRVは動物組織で増殖したワクチンに見られる。XMRVは人体のナチュラルキラー(NK)細胞を含む自然免疫系を損なわせる。そしてそれから、HIVはT細胞やB細胞のような適応免疫系を破壊し病気の進行をもたらし、もし治療を受けずに放置すると死を引き起こす。慢性疲労症候群CFS)では、主な共感染はXMRVおよびヘルペスウイルスによるのものである。

 スパイクタンパク質はもっとも有害な複数のウイルスのタンパク質を持つ

いま、人びとを死なせているものはこの共感染だ。SARS-Cov-2は、動物レトロウイルスによって既に病んでいる人や慢性疾患を持っている人の死刑執行人として働く。この60年間のワクチンは、細胞に病理学的影響を有する合成スパイクタンパク質(合成ウイルスエンベロープ)を生成させる。SARS-CoV-2スパイクタンパク質が非常に危険である理由は、最も有害なウイルスであるHIVファミリー、XMRVファミリー、およびSARSファミリーのエンベロープタンパク質が含まれているためだ。それらのすべてが1つにまとめられ、この合成病原体を生産するための指示が現在何億人もの人々に注入されている。

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